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アフリカツイン(CRF1100L DCT)とR1250GSを所有して感じたこと ~2台を比較し、まとめてみました~

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アフリカツイン(CRF1100L DCT)に9ヵ月(約4,500㎞)、BMWのR1250GSに3か月(約1,000㎞)乗ったわたしが、それぞれのバイクを比べて感じた良いところと悪いところを比較したいと思います。

これからどちらかのバイクを購入する予定の方の参考になれば幸いです。

アフリカツイン(CRF1100L)とR1250GSのスペック

まずは、アフリカツインとR1250GSの基本的なスペックを比較してみましょう。

わたしが乗っていたアフリカツインは無印(アドベンチャースポーツでは無い方のDCT)、今乗っているR1250GSも無印(アドベンチャーでは無い方)です。

CRF1100L DCTR1250GS
全長(mm)2,3102,205
全幅(mm)960965
全高(mm)1,3551,490
軸距(mm)1,5601,510
シート高(mm)810 / 830805 / 825
車両重量(kg)236256
総排気量(cm31,0821,254
最高出力(kW[PS]/rpm)75[102]/7,500100[136]/7,750
最大トルク(N・m/rpm)105/6,250143/6,250
燃料タンク容量(L)1820
フロントタイヤ90/90-21M/C 54H120/70 R 19
リヤタイヤ150/70R18M/C 70H170/60 R 17
価格(税込み)1,727,000円2,784,000円

※R1250GSの価格は、わたしが乗っている仕様(HPカラーのプレミアムスタンダード)の価格です。仕様の違いによって価格は前後します。

アフリカツインの方が良いな、と思うところ

超低速での安定性

超低速での安定性はCRF1100Lの方が断然上ですね。超低速とは、教習所の一本橋をこれでもか!といったくらいに遅く走るイメージです。

超低速ではR1250GSの方がふらふらしてしまいます。SSのS1000RRの方が安定します。

面白いのが、超低速での安定性が高いにも関わらす、低速での旋回性能も悪くない、というかむしろいい方です。

ちなみに、低速での旋回性能は、CRF1100LとR1250GSは同じくらい良いですね。

足の出しやすさ

足つき、という点ではR1250GSと違いは殆どありません。

停車するときに足を下しますが、その下ろしやすさがCRF1100Lの方が上である、ということです。

わたしのように足の短い人は、停車で足を下すとき、下す足側にお尻をシートから少しずらすのですが、それがやりやすく感じます。

また、R1250GSの足つき性についてはこちらのブログに書いてますので参考にしてください。CRF1100Lもほぼこれくらいの足つきでした。

ハンドリングの素直さ

一般道を車の流れに逆らわずに普通に乗っている分にはR1250GSとの違いを感じにくいと思いますが、ワインディングをそこそこのペースで走ると、CRF1100Lは素直だな、と思います。

素直というか、癖が無い、といった方が良いのかもしれません。

また、ダートを走った感じだと、CRF1100Lの方が走りやすいな、とも思いました。

これはタイヤサイズの違いから来ているのかもしれませんね。

価格

何といってもこの価格の差は圧倒的ですね。R1250GSと比べると約100万円違いますからね。

多くの方がこの100万円の差に悩むのではないでしょうか。わたしもそうでしたから^^;

R1250GSの方が良いな、と思うところ

メーターの操作性

R1250GSもCRF1100Lも今時のバイクらしくフル液晶のメーターになってます。

このメーターの表示内容の切り替えはどちらのバイクもハンドルの左側に取り付けられたスイッチで行うのですが、CRF1100Lの方が非常に複雑です。正直、慣れるまではサービスマニュアルを持っていないと何もできないくらい複雑です。

その点、R1250GSは、基本的な操作は直感的にわかります。

また、CRF1100Lはメーターのデザインを数種類選べますが、この選択方法も非常に複雑で、その日の気分でデザインを変更する気にもならないくらいです。

グリップヒーター

これは断然R1250GSの方が上です。暖かいです。

CRF1100Lの一番暖かい設定とR1250GSの一番低い設定が同じくらいでしょうか。

九州の真冬くらいだと、R1250GSはナックルガードが取り付けられているので、夏用のグローブでも十分寒さに耐えることが出来ます。

押したときの軽さ

バイクから降りて押引きするときの重さは、R1250GSはずいぶん軽く感じます。重量の割には。

CRF1100Lは重量並みの押引きの重さといった感じでしょうか。

ただし、どちらのバイクも平坦な路面に限りますが。

これが、ちょっとでも坂になっていると、さすがに250㎏の重量を感じてしまいます。

サスペンションのプリロード調整

R1250GSは前後とも電子サスなのでプリロードの調整は一切必要ありません。タンデムをしようが荷物を載せようが、バイクが適切なプリロードとダンパーの減衰力を自動で調整してくれます。

この自動調整が非常に優秀で、キャンプツーリングに行くためバイクに荷物を載せても足つきはほとんど変わりませんし、走っていても荷物がある無しでブレーキ以外のフィーリングの違いをほとんど感じることもありません。

その点CFR1100Lは、キャンプツーリング用の荷物を載せると、プリロードの調整とダンバーの減衰力の調整をしてあげないとちょっと乗りずらくなってしまいます。

CFR1100Lの無印に電子サスモデルが無いのが残念です。

リヤブレーキ

R1250GSのリヤブレーキはよく効きます。というか、CRF1100Lのリヤブレーキは効きが弱いです。

CRF1100Lのリヤブレーキは効きが弱いので、Uターンをするときなどはかなり力を入れてブレーキペダルを踏んであげないとスピードを調整できません。

ヒルスタートコントロール

いわゆる、坂道発進用のお助けブレーキですが、これが思いのほか便利です。

本来の坂道発進時のお助けももちろん便利なのですが、上り坂や下り坂での信号待ちの時、ブレーキから手や足を離せるのがとても便利です。

特に、わたしのような足の短い人は、上り坂や下り坂の信号待ちでは足の力だけでバイクを停めておくことが出来ず、絶えずブレーキをかけていると思いますが、このヒルスタートコントロールがあればそのようなわずらわしさから解放されます。

キーレス

やっぱり便利ですね。キーレスは。

燃料の給油口もキーレスに対応しているので、給油の際にカギを取り出す必要もありません。

甲乙つけがたいところ

エンジンのフィーリング

CRF1100Lは、アクセルを開けると”ドンッ”とパワーが出る感じでしょうか。高揚感のあるパワーの出方といっていいかもしれません。

一方、R1250GSは、アクセルを開けたら開けただけパワーが出る、非常にフラットな感じのフィーリングです。

ですので、どちらがいいとか悪いとかではなく、単にどちらが好みかだと思います。

ワインディングやオフロードを元気に走りたいならCRF1100L。ロングツーリングを快適に走りたいと思うのであればR1250GS、といった感じでしょうね。

トラクションコントロール

どちらも優秀です。オンロードもオフロードも。

かなり攻めた走りをしない限り、どちらのバイクも差を感じられないのではないでしょうか?

濡れた路面を走るときは非常に重宝します。

ABS

制動停止距離に関してはどちらも同じくらいです。

ただ、R1250GSの方がABSが効いています、といった感じは受けにくいです。自然な感じと表現した方が良いのかもしれません。

ですので、ひょっとしたら、パニックブレーキでABSが作動した時にはR1250GSの方が良い仕事をしてくれるかもしれません。

シート形状

CRF1100Lのシートは細身で少し柔らか目。どちらかというとオフロードバイクのシート形状に似ています。

R1250GSのシートは幅が広めで若干固め。ネイキッドやツアラーのバイクのシート形状に近い感じでしょうか。

CRF1100Lの細身のシートが停車するときの足の下ろしやすさに一役買っているのかもしれません。

また、R1250GSのシートは幅が広めなので、太ももが太い方はシートの角が太ももに当たって違和感を感じるかもしれません。

わたしはシートの角が太ももに当たって違和感を感じるので、もう少し走ってシートが馴染んでも太ももに違和感を感じるようであれば、シートの加工をしてもらおうと思っています。

パニアケース

どちらのバイクにもプラスチック製のパニアケースを取り付けるといった前提で、

CRF1100Lは

  • パニヤケースを取り付けるにはリヤキャリアを別に購入しなければならない
  • パニアケースをバイクに取り付けにくい
  • パニアケースをバイクに取り付けるときと蓋を開けるときはカギが必要

といった点がマイナス。

R1250GSは

  • パニヤケースは容量の変更が出来るが、拡張しているときにバイクを転倒させてしまうと簡単に壊れてしまう

といった点がマイナスです。

ですので、どっちもどっちかな?といった感じです。

ここがダメ

アフリカツイン

エンジンブレーキ

わたしが乗っていたCRF1100LはDCTだったので、それが原因なのか、エンジンブレーキの効き方が不自然で、特に下り坂に入ったとたんにエンジンブレーキが非常に強く効いてしまっていました。

エンジンブレーキの効き具合は調整できるので最弱にしていたのですが、それでも強く効きすぎていました。

特に、上りと下りで効き具合を自動で調整する機能は不要だと感じました。

ブレーキレバー

ブレーキレバーのポジションが非常に遠いです。

わたし、身長は低いですが、手の大きさは人並みだと思います。グローブのサイズがLなので。

レバーは4段階?5段階?に調整できていましたが、レバーを一番近いところに調整しても指の第1関節がやっとかかるくらいでした。

グローブのサイズがMの方だと、ひょっとしたらレバーが遠すぎる可能性があります。

購入した時は、日本車なのに日本人の体格を考慮して作っていないのかな?と思いました。

DCTのアップ・ダウンスイッチ

DCTのシフトダウン用のスイッチの位置がウインカーのスイッチと近い場所にあり、ウインカーのスイッチを操作した時にDCTのシフトダウン用のスイッチを同時に押してしまい、意図せずシフトダウンしてびっくりすることが何度もありました。

特に、冬用の少し厚めのグローブをしている時には注意する必要があります。

R1250GS

余計な純正装備

フォグランプ、純正ナビ用のステー、シートヒーターが標準装備でしたが、これらはオプションにしてほしかったですね。

シートヒーターは使うかもしれませんが、フォグランプは使うこともないだろうし、純正ナビ用のステーは邪魔なので納車直後に取り外してしまいました。

これらをオプションにして、価格を抑えてもらう方がわたし的にはよっぽどうれしいです。

最後に

どちらも所有したことのあるわたしの感想としては、CRF1100Lはオフロードベースのバイクで、R1250GSはツアラーをベースにしたバイクのような印象を受けます。

ですので、林道などのオフロードを軽快に走りたいといった希望を持っている方はCRF1100Lを、オンロードを基本として長期のツーリングを希望する方はR1250GSを基本にして購入を検討されてもいいように思います。

また、細かいところを言えば、CRF1100Lのボルトの頭はサビているか使い古しのボルトを使っているように見える、とか、エンジンにパーティングラインがあからさまに目立つといったところもあります。

逆に言うと、R1250GSのボルトの頭にはいちいち「BMW」と刻まれいたり、パーティングラインは見当たらないと、走りに関係ないところに費用をかけるくらいなら、その分価格を下げてほしい、といったことにもなろうかと思いますが。

ですので、作りの丁寧さから所有欲を満たすのはR1250GSですね。

更には、ちょっと厳しめですが、CRF1100Lはメーターの操作性やブレーキレバー(おそらくクラッチレバーも)などのユーザビリティをもっと勉強する必要がありますね。

では、いったん過去にさかのぼってわたしがどちらのバイクを選ぶかというと、もう40㎏ほど軽くてフロントタイヤが21インチのR1250GS、かな?^^;

と、どちらも高級なバイクの話題の後なので・・・

警察庁の発表によると、2020年の1年間でバイクの盗難は全国で9,018件。検挙率はたったの16.5%しかありません。

ちなみに2018年の盗難件数は20,184件でしたので、それに比べれば減ってはきていますが、これは新型コロナウイスの蔓延が影響しているようです。

近年のバイクブームを考えると、今後も盗難件数が減っていくとは、少し考えにくいのではないでしょうか。

つまり、バイクの盗難は思いのほか身近にあると考えていいのではないでしょうか。

そのように考えると、バイクの盗難に遭ってしまった後のことも考えておいた方が良いのかもしれませんね。

では、みなさんの参考になれば嬉しいです。

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アフリカツインを9か月で手放した理由についてはこちらに書いていますので、興味のある方はどうぞ。

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