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キャンプ

初めてのソロキャンプ、まずは4つの道具と1つの目的からスタート!

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初めてのソロキャンプ。

行ってみたいけど不安がいっぱい、といった方も多いのではないでしょうか?

その不安の多くが、どんな道具を持って行ったらいいのか分からない。何をしたらいいのか分からない。

そんなところではないですか?

そんなあなたにキャンプ歴30年以上、登山、ソロキャンプ、グループキャンプ、ファミリーキャンプと一通りキャンプをしてきたわたしが、初めてのソロキャンプに持って行く4つの道具と1つの目的をお伝えしたいと思います。

ソロキャンプも、車、バイク、自転車、バックパック(徒歩やバス、電車)とスタイルはそれぞれですが、その全てのスタイルで共通して持って行く道具は次の4つ。

  • テント
  • シュラフ
  • マット
  • ライティング(ランタン、ヘッドランプ)

1つの目的は何でもいいのです。

  • 焼き肉を食べる
  • 写真を撮る
  • 焚き火をする
  • 料理をする
  • 本を読む
  • 昼寝をする
  • 星空を見る

あなたがキャンプ中にしてみたいこと、何でもいいのです。

非日常的なことでも、日常の延長でも。

では早速、詳しく見ていきましょう。

4つのキャンプ道具

ソロキャンプも、車、バイク、自転車、バックパック(徒歩やバス、電車)とスタイルはそれぞれですが、その全てのスタイルで共通して持って行く道具は次の4つ。

  • テント
  • シュラフ
  • マット
  • ライティング(ランタン、ヘッドランプ)
初心者カッパくん

えっ!クッカーやバーナーは?食事はどうするの?

ふくちゃん

大丈夫!食事はスーパーやコンビニがあります!

初心者カッパくん

イスやテーブルは?

ふくちゃん

こだわらなければ、ピクニック用のシートで十分!

初心者カッパくん

飲み物は?

ふくちゃん

大抵のキャンプ場には自動販売機が設置されています!

ふくちゃん

まさか初めてのソロキャンプで野営をするつもり?

では、4つの道具を具体的に見ていきましょう。

テント

初めてのソロキャンプでテントは必須でしょう。

キャンプ上級者の中にはテントは不要!ブルーシート1枚あれば十分!って方もいらっしゃいますが・・・。

では、どのようなテントが初心者に向いているかというと、こちらのようなドーム型のテントです。

コールマン ツーリングドーム/ST

ドーム型のテントをお勧めする最大の理由は、設営が簡単であるからです。

ソロキャンプですので、当たり前のことですがテントの設営や撤収は一人で行わなければなりません。

設営が複雑なテントを一人で、ましてや初めてのソロキャンプであれば複雑なテントは設営に苦労することは目に見えています。

また、テントの撤収も一人で行わなければなりません。無駄に大きく複雑なテントを一人で撤収するのはキャンプになれているわたしでもうんざりすること間違いなしです。

このコールマンのテントであればテント本体に使用するポール(骨組み)は2本、フライシート(屋根)に使用するポールは1本と、非常にシンプルな作りとなっています。

そのため、初めてテントを建てる方でも30分、慣れてしまえば10分もあれば設営できるでしょう。

また、ドーム型のテントは風に強いといった特徴も持ち合わせています。

春や秋は突然風が強く吹き始める日があります。

運悪くそんな日に当たってしまい、夜中、寝ているときに風でテントが壊れてしまったら・・・。

キャンプ上級者であればそんな状況にも対応できると思いますが、初心者の方は対応することが難しいでしょう。

そのためソロキャンプ初心者の方は特に”万が一”に備えておく必要があると思います。

そして、出来ればテントに備わっていてほしい機能の一つが”前室”です。

コールマンのツーリングドーム/STでは入り口部分の”ひさし”に当たる部分です。

前室(ひさし)が有ると靴はこの前室に入れておけば夜露に濡れることもありませんし、雨が降ってきたとしても、ここにバーナーを置けば雨に濡れることなく料理をすることが出来ます。

小さなタープとしての機能があると思ってもいいのではないでしょうか。

また、この前室にイスを置けば左右から吹いてくる風を遮ることも出来ますし、周りからの目線の目隠しにもなります。

コールマンのツーリングドーム/STは多くのソロキャンプ初めての方にお勧めなのですが、弱点がるとすればテントの重量です。

重量が4㎏とそれなりにありますので、バックパック(徒歩やバス、電車)スタイルの方にはネックになってしまうかもしれません。

そして最後にテントのサイズの選び方ですが、特段の理由が無い限り2人用がベストな選択です。

いくらソロキャンプとは言え、テントの中に入れる荷物はそれなりにあります。

1人用のテントは、基本的に1人分の寝るスペースしかないので荷物を置く場所は無いのです。

そのため、バイクや自電車、バックパックでキャンプに行くのでテントを収納サイズが極力小さい方が良い、軽い方が良いといった理由が無い限り、2人用のテントを選ぶべきです。

3人、4人用のテントを選んでもらっても構いませんが、その時はテントが大きくなるため設営に苦労することを覚えていた方が良いでしょう。

シュラフ

真夏のキャンプではシュラフは必要ないかもしれません。

場合によってはタオルケットや毛布などで十分の場合もあります。

しかし、春や秋のキャンプはもちろん、高所では夏でも朝方に気温がぐっと下がるときがあります。

そのため、シュラフは用意しておく必要があるでしょう。

シュラフは次の2つで分けられます。

  • 素材

はマミー型と呼ばれる人の形をしたものと、封筒型と呼ばれる長方形の物に分けられます。

マミー型(モンベルより)
封筒型(コールマンより)

それぞれの特徴は以下の通り。

マミー型の特徴
  • 体に密着しやすいので冬は暖かい
封筒型の特徴
  • 寝心地が布団に近い

マミー型と封筒型は好みで選んでもらって構いません。

ただし、冬や早春、晩秋にキャンプをするのであれば、体に密着しやすいマミー型の方が失敗はしにくいでしょう。

素材は羽毛(ダウン)と化学繊維の2つに分かれます。

それぞれの特徴は次の通り。

羽毛の特徴
  • 軽く、小さく収納できる
  • 水に濡れると保温力が下がる
  • 高額である
化学繊維の特徴
  • リーズナブルである
  • 洗濯機で洗濯出来たりと、取り扱いが簡単
  • 大きく、重くなりがち

バイクや自電車、バックパックスタイルの様に大きさや重量に縛りが無いのであれば、化学繊維のシュラフで十分です。

むしろ初心者にとっては、取り扱いの簡単な化学繊維のシュラフの方がお勧めかもしれません。

キャンプを始めたころわたしは化学繊維のシュラフを使っていましたが、不自由を感じたことはありませんでした。

シュラフの肌触りは好みの分かれるところです。

肌触りにこだわる方は、一度触って感触を確かめることをお勧めします。

マット

マットを使う目的は次の2つ。

  • 地面からの凸凹を感じにくくするため
  • 地面からの冷気を遮断するため

逆に言うと、暖かく柔らかい地面、例えば夏の芝生の上などではマットは必要ありません。

しかし、そのような条件ばかりでキャンプをすることはまず無いでしょう。

そのため、マットは用意しておく必要があるのです。

マットの種類はウレタン製とインフレータブルと大きく2つに分けることが出来ます。

ウレタンマット(サーマレストより)
インフレータブルマット(サーマレストより)

それぞれの特徴は次の通り。

ウレタン製マットの特徴
  • 軽い
  • リーズナブルな価格
  • 薄いものが多いので地面の凸凹を感じやすい
  • 断熱性はインフレータブルに劣る
インフレータブルの特徴
  • 厚みのあるものが多いので地面の凸凹を感じにくい
  • 断熱性に優れる
  • 重く、大きくなりがち
  • 高額

わたしのキャンプスタイルはバイクを使ったキャンプツーリングなので、キャンプ道具は出来るだけ小さく軽いものが良いのですが、マットだけはインフレータブルを使っています。

今使っているインフレータブルのマットだと砂利の上でも凸凹を感じないし、真冬でも地面の冷気を感じたことが無いので、一度使うとウレタンには戻れなくなってしまいました。

長い目で見れば、初心者の方にもインフレータブルのマットをお勧めしたいところです。

ウレタンのマットを選ぶときは、片面が銀色でコーティングされている物を選びましょう。

寒いと感じたときは銀色の面を上(体に当たる方)に向けてください。

輻射熱で多少は暖かくなります。

ライティング(ランタン、ヘッドランプ)

ライティングはランタンとヘッドランプの2つを用意しましょう。

モンベル コンパクトランタン(モンベルより)

GENTOS GB-143D(GENTOSより)

ランタン1つで良さそうですが、ヘッドランプも用意することをお勧めします。

ヘッドランプを使うと両手が使えることと、顔を向けた方向を照らしてくれるのが非常に便利だからです。

夜、食器を洗ったりトイレに行くときに見たところが必ず照らされているのは、本当に便利です。

もし、ランタンとヘッドランプのどちらかしか持って行くことが出来なとなったら、わたしはヘッドランプを持って行きます。

またランタンは、吊るすことが出来るフックが付いている物がお勧めです。

テントには天井にランタンなどを吊るすためのループが取り付けられている物があり、そこにランタンを吊るしておけばテント内すべてに光が届くので。

一番最初に購入するランタンはLEDがお勧め。

取り扱いが簡単で、テントの中でも安心して使えるなど使い勝手が非常にいいからです。

一つの目的

初めてのソロキャンプに行くときは、1つだけでいいのでキャンプに行く目的を決めましょう。

目的は何でもいいのです。

  • 焼き肉を食べる
  • 写真を撮る
  • 焚き火をする
  • 料理をする
  • 本を読む
  • 昼寝をする
  • 星空を見る

あなたがキャンプ中にしてみたいこと、何でもいいのです。

非日常的なことでも、日常の延長でも。

と、言うのが、ソロキャンプは思いのほかやることが無くて時間を弄んでしまうのです。

話をする相手もいないので、キャンプ場に到着してテントを建て、一息ついたらもう暇なのです。

あまりに暇なので早めの夕食を取ってしまうと、それこそ本当にやることが無くなってしまうのです。

そうならないためにも、1つだけでいいのでキャンプに行く目的を決めておくのです。

家の中では炭火の焼き肉が出来ないから、キャンプは炭火の焼き肉をする!でもいいし、日ごろ読めない本をキャンプの時にゆっくり読む!でもいいのです。

そして、その目的を達成するための準備を本気でするのです。

炭火の焼き肉をするのであれば、どんな肉を食べようかな?から始まって、その肉を焼くにはどんなコンロがいい?使う炭は?コメは炊く?お酒は飲む?

食べ終わった後の後片付けはどうする?洗剤とスポンジは持って行った方が良い?ゴミ袋は必要?

本を読むのであれば、椅子は持って行った方が良い?その椅子はどんな椅子がいい?テーブルはあった方が便利?

本を読んでいたらおやつも食べたいな。飲み物は?コーヒーをいれる?コンロは?

と、たった1つの目的を達成するためだけでも考えたり準備することは沢山あります。

そうやって考えたり準備をする、それを想像するだけでワクワクしませんか?

この、考えたり準備をすることも、キャンプの楽しみの一つだと思います。

もちろん、最初は失敗もするでしょう。

でも、それでいいのです。次のキャンプでその失敗が生きてくるので。

失敗も含めてキャンプが楽しく終われば、そのキャンプは大成功です。

キャンプは便利と不便のバランスが大切です。

何でもかんでも便利な道具を持って行くと日常生活と変わらずつまらないキャンプになってしまいますし、不便すぎると面倒なだけとなります。

この便利と不便のちょうどいいバランスは人によって全く違ってきますので、キャンプを何度も繰り返してあなたのちょうどいいバランスを見つけてくださいね。

レンタルといった選択肢

キャンプに持って行く道具として次の4つをお伝えしました。

  • テント
  • シュラフ
  • マット
  • ライティング(ランタン、ヘッドランプ)
初心者カッパくん

で、どのテントがいいの?

ふくちゃん

う~ん、人それぞれ。結局は好みなんだよな~

初心者カッパくん

このテントが良さそうなんだけど、使い勝手はどうかな?

ふくちゃん

実際に使ってみないと分からないよね・・・

初心者カッパくん

シュラフとランタンを買ったらテントとマットを買う予算が無くなってしまうんだけど・・・

ふくちゃん

それならレンタルサービスを利用してみたら?

テントにしろシュラフにしろマットにしろ、実際に使ってみないと分からない部分が多いのが事実です。

キャンプになれた人でも、使わず見ただけで性能や使い勝手を判断するのは困難なことです。

それが初心者であればなおさらでしょう。

また、キャンプ道具を一度にそろえるにはそれなりの予算が必要になります。かといって、ローンを組んでまでそろえるのは・・・。

そこでお勧めなのがキャンプ用品のレンタルサービスです。

キャンプ用品のレンタルサービスのメリットは次の通り。

  1. キャンプ道具をお試しで使える
  2. キャンプスタイルが変わった時に柔軟に対応できる
  3. 保管場所が必要ない
  4. 使用後の手入れが不要

実際に使わないと性能や使い勝手が分からないといった悩みについては

  1. キャンプ道具をお試しで使える

これで解決することが出来ます。

もし、購入を検討している商品がレンタルとして無くても似たような商品を借りれば、それを基準に善し悪しの判断が出来るようになります。

また、テント、シュラフ、マット、ランタン、椅子、テーブルのセットを1泊2日で約11,000円でレンタル可能なレンタルサービスもありますので(2022.1時点)、あまり予算をかけたくない方にとってもレンタルサービスは選択肢に入ってくるのではないでしょうか。

もちろん、キャンプギアのレンタルにもデメリットはあります。

  • 購入するより割高になりがち
  • キャンプ日程を早めに決めないと道具を借りることが出来ないときがある
  • 希望する道具が必ずしもレンタルとしてあるわけではない

デメリットはあるにしろ、キャンプ初心者の方はいきなり道具を購入する前にレンタルを利用してみる価値はあると思います。

キャンプ道具のレンタルに興味があったので調べた見たら、いろいろな特徴を出したレンタルサービスがあることが分かりました。

そこで、おもなレンタルサービスの特徴をまとめてみましたので、ご興味がある方は是非一度読んでみてください。

ここでご紹介した中から初めてのソロキャンプの方にお勧めするのであればGOGO CAMPでしょう。

レンタル用品は初心者にも使いやすいコールマンの製品で統一されていて、テントの設置方法は、GOGO CAMPのLINE公式アカウントを友だち追加すると設置方法の動画を見ることがお勧めするポイントです。

また、どんな道具を選んだらよいか電話やチャットで相談に乗ってもらいたい心配性なあなたにはhinataレンタルがお勧めです。

全国のキャンプ場にレンタル品を届けてくれたり(提携数日本一?)アイテム数が多い(100アイテム以上?)のもお勧めの点です。

なにより、ホームページが分かりやすく、初心者でも商品が選びやすいのが高評価です。

まとめ

それではまとめです。

初めてのソロキャンプで持って行く道具(ギア)は次の4つ。

  • テント
  • シュラフ
  • マット
  • ライティング(ランタン、ヘッドランプ)

テントは設営が簡単なドーム型がお勧め。できれば前室があるモデルを選ぶこと

シュラフのマミー型と封筒型はお好みで。化学繊維のシュラフで十分。大きさと重さに制限があるなら羽毛(ダウン)を。

マットは先のことを考えるとインフレータブルがお勧め。ウレタンのマットを選ぶのであれば片面が銀色のコーティングがされれいるものを。

ライティングはランタンとヘッドランプの両方を用意すること。どちらかだけならヘッドランプがお勧め。

1つだけでいいのでキャンプに行く目的を決めましょう

ソロキャンプは時間を持て余し気味です。

時間を持て余さないようにと、目的を達成するために考えたり準備をすることともキャンプの楽しみだと思うからです。

最初のソロキャンプは無理に道具をそろえる必要はありません。

レンタルといった選択肢があるからです。

キャンプ初心者が最初から自分に合ったキャンプギアをそろえられるとは限りません。レンタルで使った道具を基準にすれば、あなたが本当に望むキャンプ道具が見つかる可能性が高まります。

レンタルサービスはGOGO CAMPhinataレンタルお勧めです。

では、みなさんの参考になれば嬉しいです。

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