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初めての確定申告 e-Taxで還付申請

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今年初めて確定申告をしました。

わたし、サラリーマンなので基本、確定申告をする必要はないのですが、去年から始めたふるさと納税、iDeCo、株式の取引の関係で確定申告をする必要が出てきたのです。

確定申告をした結果、驚きの金額(自分的に)が還付されたので、そこらへんのお話を書いてみたいと思います。

コトの発端

ことの発端は、海外株式の取引を昨年から始めたことです。

海外株式の取引(正確にはアメリカの株式)、と偉そうに言っていますが、所詮サラリーマンのお小遣いの範囲での取引なので金額的にはたかが知れています(^^;)

購入したアメリカの株式(さらに正確にはETF)からの配当金には、アメリカで10%、日本で20.315%の税金がかかってしまうのです。

日本で20.315%の税金を取られるのは知っていましたが、アメリカでも取られるとは知りませんでした。

そこでどんな理屈で税金を取られるか調べているうちに、アメリカと日本とで二重に税金がかかっているので、確定申告をするとアメリカに収めている税金の一部が返ってくる(外国税額控除)制度があるということが分かったのです。

じゃあ、サラリーマンの少ないお小遣いでやっている資産運用、少しでもお金が返ってくるのなら勉強も兼ねてやってみようかな?と思った次第です。

それと合わせて、ふるさと納税とiDeCoも去年から始めたので一緒にしてしまおうとの作戦です。

ふるさと納税は、5つ以内の納税ならワンストップサービスと言って確定申告をしなくて済む制度もあるのですが、先ほどのアメリカ株式の件があったのでどっちにしろ確定申告をする必要があるので、最初からワンストップサービスを利用しないと決めていました。

また、iDeCoはサラリーマンの場合、年末調整を行えば確定申告をする必要はないのですが、始めたのが11月からだったので必要書類が届いた時期が年末調整に間に合わずに確定申告をする必要がでてきたのです。

e-Taxはいろいろ面倒くさい

サラリーマンが確定申告をする方法は

  1. 税務署で書類を作成し、提出
  2. パソコン(スマホ)で書類を作成し、提出
  3. 税理士さんに丸投げ

の3択です。

③の税理士さんにお願いするとサラリーマンの場合、確定申告によって還付される金額と税理士さんに支払う金額とのバランスが良くないと思うので①の税務署で行うか、②のパソコンで、になるかと思います。

しかし、サラリーマン。確定申告に行くためだけにそうそう有給なんて取れません。なので、隙間時間を利用して②のパソコンで、が一番現実的なのではないでしょうか。

わたしもそんなに簡単に有給休暇を取ることが出来ないので、②のパソコンで、を選択することにしました。

②のパソコンで、ですが、これには

  1. パソコンで書類を作成し、書類は郵送
  2. パソコンで書類を作成し、インターネットで申請(e-Tax)

の2つに分かれ、さらに②のインターネットで申請、には

  1. マイナンバーカードを使って申請(e-Tax)
  2. ID、パスワードを使って申請(e-Tax)

の2つに分かれます。

②のID、パスワードを使って申請する場合は事前に

  1. 税務署に必要書類をもって行ってID、パスワードを発行する
  2. 自宅からインターネット経由でID、パスワードを発行する。ただし、この場合はマイナンバーカードが必要

と、税務署に行く時間がないからインターネットで確定申告するんだよ!

ID、パスワードを発行するのにマイナンバーカードがいるのなら、最初からマイナンバーカードを使って確定申告をするわぃ!

と、なんだか意味があるのかないのかわからないシステムになっています。

幸い自分の場合マイナンバーカードを持っていたので(引っ越しで市役所に住民票の異動届をしたとき、市役所の方が非常に親切でマイナンバーカードの発行手続きを親切に教えてくれ、ついでに申請しました)、その方法で確定申告をすることにしました。

が、確定申告(e-Tax)を始める前に

  • マイナンバーカードを読み込むためのカードリーダーかスマホの準備
  • マイナンバーカードを読み込むソフトをパソコンにインストール
  • 確定申告用のソフトをインストール

と、必要になり、このたった三行のことをするだけで2,3記事書けそうなくらいボリュームがあります。

なので、この辺りはまた今度機会を見て書きたいと思います。

需要がありそうであれば(^^;)

でも、この面倒くさいe-Taxでの申請。悪いことばかりじゃなく、いいこともあります。

一番いいなぁ、と思ったのが、申請書類の途中保存ができること。

申請を始めたら最後、必要事項を全部入力しないとダメです!といったシステムではなく、ある程度のところまで入力が終わればまた後日。と、途中まで入力した内容を保存できる機能があるのです。

わたしの場合、海外株式、iDeCo、ふるさと納税の書類は12月末には届いていたのですが、源泉徴収票が年を開け1月末にしかもらえないのが分かっていたので、1月に入ってから源泉徴収票をもらうまでの空いた時間を見つけて入力、保存をしていたので時間を有効に使え、余裕をもって申告を行うことが出来ました。

結局、カードリーダーを購入

マイナンバーカードを使って確定申告をする場合、マイナンバーカードを読み取れるカードリーダーか、おサイフケータイ機能が搭載されているスマホ(おそらく一部の機種に限られると思います)が必要です。

わたしが使用しているスマホはおサイフケータイが搭載されていたので、それを使うことにしました。

それに、多くて数千円の海外株式配当金の還付をしたいがために始めたe-Tax。カードリーダーを買うといった無用な経費を極力かけたくはないので(^^;)

そして各種ソフトと設定をすると、ちゃんと読めたんですよね。スマホでマイナンバーカードが。

しかし、いざe-Taxで申請しようと、一番最初のマイナンバーカードで認証するところでどうしてもマイナンバーカードを読み込んでもらえないのです。

JPKI利用者ソフトではちゃんと読めるんです。マイナンバーカード。

インターネットのいろんなサイトで調べてカードリーダーの設定なんかをやってみたのですが、どうしても読み込むことが出来ませんでした。

で、思ったのです。このまま何時間も調べていても、たった数千円の還付のために時間を使うのはもったいないな、と。

職場の後輩がやっすいカードリーダーを持っていて、それでマイナンバーカードを読み込むことが出来たと言っていたことを思い出したので、そのカードリーダーを借りてうまく使えれば、やっすいカードリーダーを買ってしまった方がトータル的にお得なのでは?と思ったのです。

借りてきたカードリーダーを使うと今までの苦労はどこえやら。あっという間にマイナンバーカードを認識し、e-Taxが使えるようになりました。

この後Amazonでやっすいカードリーダー(1,500円弱?)を音速の勢いで購入したのは言うまでもありません。

このやっすいカードリーダー。USBに差し込むだけで使えてしまいました。

ドライバーのインストールやら設定も必要なし。やっすい子なのによくできた子でした。

高級なカードリーダーは非接触だったりしますが、わたしの場合、マイナンバーカードが読み込めさえすればいいので接触型で全く問題ありません。

むしろ、ちゃんと使えれば安ければ安いほど良いと思っていますので(^^;)

〇〇より親切じゃない?

初めての確定申告だったのでなんやかんや苦労しながら申告したのが2月4日。

その時、パソコンの画面には、還付されるのは3~4月ころになります、と表示されていました。

まぁ、そんなもんでしょ、と思っていたのですが、なんと、実際に銀行に振り込まれたのは2月19日!2週間ほどで還付されました!!驚きの速さでした。

また、メールアドレスを登録していたおかげで、〇月〇日申告を受け付けました。〇月〇日還付を行います。など、逐一メールで連絡があるのです。

これには驚きましたね。非常に親切で。

以前、自宅近くの〇〇良品で店頭にない商品を注文したのですが、注文して2,3日後に携帯に着信(所用で電話に出られず。留守電にメッセージなし)があり、その後2週間以上音沙汰がなかったのでこちらから連絡すると、商品が入荷してから連絡するつもりでした、と言われ、あっけにとられたことがりました。

商品の入荷が1年後2年ごと分かったとしても、それまで何の連絡もしないのかな?と。

今時、通信販売でも1週間もあれば商品は届いてるよ。海外からの発送でも2週間程度では?となると、多くの客は2週間以上何の連絡が無いとだんだん心配になってくるのでは?と。

まぁ、そんなこんなで、役所だからサービスは民間企業に劣る、ってことは徐々に少なくなってきているし、民間企業だってお客さんの方を見ていないとサービスは低下していくのかな?と思った次第です。

驚きの還付金額(あくまで、自分的にですが)

実際に還付されてきた金額を見て驚きましたね。確定申告の際、還付される金額は分かっていたのですが。

海外株式で、数千円。ふるさと納税で8万円分。iDeCoで2か月分の深刻だったのですが、想像をはるかに超えた金額でした。

入力金額さえ間違っていなければ計算はe-Taxでやってくれるので間違えるはずはないですし、それに、税務署でも入力内容を確認しているはずですので、還付された金額に間違いはないと思うのですが。

今のところ、還付されたお金は手を付けずに残しています。税務署から、還付金額間違ってました!!って言われた時のために(^^;)

やっぱり知識は必要ね

以前、散髪屋さんのおにーさんと話していたのが、普通のサラリーマンの真っ当な税金対策ってふるさと納税とiDeCoだよね、と。

今回の確定申告で、まさにそうだなと思いましたね。

iDeCoは運用経費が大きく、ぱっと見のリターンが分かりにくいですが、所得控除される額を考慮すると、まぁまぁなリターンがあるように思えます。

ただ、その所得控除される額の計算が非常にややこしくて大変ですが。

なので、iDeCoはNISAや積立NISAを限度額いっぱいまでやっていて、それでも余剰金があれば始める、くらいの感覚でいいように思えます。

それに、iDeCoは基本60歳までお金を拘束され、いざとなった時に解約がしにくいから、なおさらNISAや積立NISAを先に始めた方がよいと思います。

ふるさと納税は、これ、無条件におススメです。

結局納めなければならない税金。それなら、好きな地域に収めて、さらに納めた税金の最大3割の返礼品をもらえるとなると、結果、返礼品の金額分節税になるのですから。

返礼品はちょっと贅沢な食材を貰うのもアリだし、わたし的には、日ごろ身銭を切って買うのはちょっとためらうような日用品をもらうのもいいなぁ、と思っています。

先日は今治の高級バスタオルをもらいました。

日ごろ使うバスタオルとしてはおそらくちょっと買うのをためらうような金額だと思うのですが、これがフワフワで拭き心地が最高でした。

ちょっとした贅沢を味わうことが出来るのも、ふるさと納税のいいところだと思います。

と、やっぱりいろいろと知識があると無いとでは、いろんなところで差がつくよね、と思った次第です。

今回はお金に関する話題でしたが、それ以外に生きていくには知っていた方がいいよね、ってことはたくさんあると思います。

これからも、皆さんにちょっとしたことをおつたえできればいいな、とおもっていますので、よろしくお願いします。

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