音声通話専用に楽天モバイルを、データ通信専用にmineoのシングルタイプ(データ通信のみ)1GB+パケット放題 Plusを組み合わせると、スマホ料金が月額1,265円(税込)で利用できるようになります。
もちろん、全ての方にお勧めの組み合わせではありません。
しかし、わたしの様に音楽のストリーミング再生とネットの利用がほとんどで、たまにYouTubeを見て、1日当たりのデータ使用量が最大で2GB以下、ひと月のデータ使用量は10~15GB程度の方であれば、多くの方がさほど不満なく利用できる組み合わせだと思います。
さほど不満無く携帯が使えるのなら、携帯料金は安い方が良いですよね?
ただ、iPhoneで楽天モバイルとmineoを併用して使う場合、設定がちょっと難しくなってしまいます。
そこで今回は、iPhoneで楽天モバイルとmineoを併用して使う場合の設定方法を解説したいと思います。
ただ、楽天モバイル(ほかのキャリアでもOK)をすでに契約していて、mineoを追加する場合を前提とさせていただきます。
ちなみに、今回使用したのはiPhone13。iOS15.2です
iPhoneをpovo2.0とmineoのデュアルSIMで併用する場合の設定方法はこちらで解説していますので、ぜひ参考にしてください。
mineoと楽天モバイルのデュアルSIMで併用する場合の設定方法
mineoの物理SIMカードを刺してからの設定
それでは、mineoの物理SIMをiPhoneに刺し、電源を立ち上げたところから説明させていただきます。
もし、楽天モバイルのSIMが物理SIMカードのままの方は、こちらの記事を参考に、eSIMに変更してください。
mineoの物理SIMをiPhoneに刺し、電源を入れるとこのような画面が開きますので”続ける”をタップして次に進みます。

mineoと楽天モバイルの名称が表示されていますが、mineoの名称が”仕事”とmineoを利用する目的とそぐわない気がするので、名称を変えましょう。

赤枠の部分をタップし、名称を”モバイルデータ通信”に変更しました。
mineoはデータ通信専用に契約したので、この名称の方が分かりやすいですね。

次に、音声通話はmineoと楽天モバイルのどちらがメインに使用するかを決めますが、もちろん楽天モバイルを音声通話専用にするので、”主回線”(楽天モバイル)を選択します。

次に、iMessageとFaceTimeで使用するモバイルプランをmineoと楽天モバイルのどちらにするかを決めますが、音声通話以外は全てmineoにしますので、ここは”モバイルデータ通信”(mineo)を選択します。

そして、モバイル通信はmineoと楽天モバイルのどちらを使うかを選びますが、ここはもちろん”モバイルデータ通信”(mineo)を選択します。
なお、”モバイルデータ通信の切替を許可”をONにしてしまうと、mineoの回線が不安定になった時などに勝手に楽天回線に切り替わり、楽天モバイルの通信データ容量を使ってしまうので、ここはOFFにしておきましょう。

ここまででSIMカードを差し込んだ後の設定はいったん終了ですが、念のため、設定に間違いが無いかを確認しましょう。
”設定”→”モバイルデータ通信”と進みます。
チェックポイントは
- モバイルデータ通信が”モバイルデータ通信”(mineo)になっているか
- デフォルトの音声回線が”主回線”(楽天モバイル)になっているか
- モバイル通信プランの”主回線”(楽天モバイル)がオンになっているか
この3つです。

ただ、”モバイル通信プランの”主回線”(楽天モバイル)がオンになっているか”は、SMSを一切使わないのであればオフにしてもかまいません。
その場合、SMSを利用した認証サービスも利用できなくなるので注意が必要です。
プロファイルの設定
mineoの物理SIMカードと一緒に利用ガイドが送られてきます。

この利用ガイドに従えばプロファイルの設定は簡単に行えますが、こちらでも解説してみたいと思います。

まずは、利用ガイドに掲載されているQRコードを読み取ってプロファイルをダウンロードします。
QRコードを読み取ると”設定プロファイル”をダウンロードするかと聞かれますので、続行をタップします。

つづいて”構成プロファイル”をダウンロードするかと聞いてきますので、許可をタップします。

ダウンロードが終了したら、”設定”→”一般”と進みます。

”VPNとデバイス管理”をタップします。

ダウンロードしたプロファイルをタップします。
わたしはドコモプランを選んだのでこのように表示されていますが、auやソフトバンクプランだと表示が変わってきます。

”インストール”をタップします。

パスコードの入力を求められますので、iPhoneに登録しているパスコードを入力してください。

”インストール”をタップします。

”インストール”をタップします。

”完了”をタップします。

以上で終了です。
設定が完了したらブラウザなどを起動し、インターネットにつながっていることを確認してください。
mineoアプリのインストール
最後にmineoアプリをインストールします。

このアプリをインストールすることによって高速通信と中速通信の1.5Mbps通信を切り替えられるようになります。
普段はmineoスイッチをONにして中速通信の1.5Mbpsを使用し、高速通信の容量を節約するのがいいでしょう。

最後に
いかがだったでしょうか?
無事、設定できたでしょうか?
スムーズにいけば15分ほどで設定できたと思いますが、これを全て何もなしで設定すると小一時間はかかってしまうでしょう。
では、みなさんの参考になれば嬉しいです。