私がキャンプツーリングで使っているヘリノックのチェアワン バイタルコレクションについてレビューを書いてみます。
バイクでのキャンプツーリングの他、キャンプに持っていける荷物の量が制限される電車やバスを使ったキャンパーさん、バックパッカーさんにも参考になればと思ってます。
チェアは必要?
チェア(椅子)は必要ですか?と聞かれたら、無くてもキャンプはできるけど、有ると100倍幸せになれます!と答えます(*^^*)
30年ほど前、バイクであちこちキャンプツーリングをしていた時はチェアもテーブルも持っていませんでした。
当時、バイクに積めるようなコンパクトにたためる椅子やテーブルがなかったような気がします。
なので、食事もマッタリするときも、基本、地べたに直座りでした。
地べたに座るとお尻が汚れるんですよね。当たり前ですけど。
湿っていたりすると最悪です。そんな時に限って、座るのにちょうどいい切り株だったり石が無かったりするんです。
と、いうか、そもそも、地べたに座って食事をとるのって、かなりみすぼらしいですよね。学生の時は気にしていなかったけど(^^;)
ですから、絶対必要なものではないのですが、持っていけるようであれば持って行った方が幸せになれるアイテムです。
チェアの種類
大きく分けると、ハイチェアとローチェアに分けられると思います。


ゆるキャン△で、主人公の志摩リンがキャンプの時に使用していたチェアはローチェアでしたね。
こんな感じのチェアでは?

ハイチェアだと、家の中にあるダイニングチェアやダイニングテーブルと同じ感覚で使用することができます。
ゆっくり食事をとったり、マッタリしたりと。
ゆるキャン△だと、第7話で鳥羽美波先生と先生の妹さんがキャンプの際に使用していたのがハイチェアですね。
そのほか

のように携帯用と言っていいほどコンパクトにたためるチェアもあります。
これは、マッタリするために使うというよりは、地べたに座るのを避けるため、といった感じの使い方がメインとなるのではないでしょうか。
コンパクトは正義です
バイクでのキャンプツーリングや、電車やバスを使ったキャンパーさん、バックパッカーさんだと、キャンプに持っていける荷物の量がどうしても制限されてしまいます。
ですので、チェアは持っていく荷物の中の優先順位としては、どちらかというと低いのではないでしょうか。
優先順位としては低いけど、できれば持っていきたい。そうするとチェアにはコンパクトで軽量、といった機能が必要になってきます。
例えば
モンベルのベースキャンプチェアの収納サイズは81×18×16cm。重さが3.32㎏(スタッフバッグを含む)
一方
ヘリノックスのチェアワンの収納サイズは35×10×12cm。重さが960g(スタッフバッグを含む)
さらに
ヘリノックスのグランドチェアの収納サイズ30×11×11cm。重さが640g(スタッフバッグを含む)
こうしてみると、ローチェアの方が圧倒的にコンパクトで軽量であることが分かります。
原チャリを使ってキャンプ場に行く志摩リンが、ヘリノックスのグランドチェアを使う理由が分かりますね。
チェアワン バイタルコレクション
私が使っているチェアは、ヘリノックスのチェアワンで、その中でもバイタルコレクションといったモデルになります。

このモデルは、ノーマルのチェアワンと生地が違い、ポリエステル素材なのですがコットンキャンバス地のような風合いをしているのです。
お店でこのチェアに一目ぼれをして買ってしまいました(^^;) ノーマルのチェアワンよりお高いのですが(T_T)
実はこのチェア、家で普通に使っています。だって、ものすごく座り心地がいいですから。
この手のチェアによく似てるけど、出来の良くない物は、座った時に太ももの裏が圧迫されていたくなったりするのですが、チェアワンはそんなことが一切ありません。
また、フレームが回転?しなる?ので、座った状態で腰を動かしても、動きに追従してくれます。また、フレームが回転?しなる?おかげで、地面が多少凸凹していても、足がカタカタせず、あまり気にせず座ることができます。
それと合わせてバイタルコレクションは、生地が強いように思えます。
と言いますのが、ウチの猫がこのチェアでよく爪を研いでいるのですが、今のところ毛羽立ちすら発生していないのです(^^;)
サイズ感
ヘリノックスのチェアワン バイタルコレクションと、いつもキャンプツーリングで使用しているイガヤのミドルツーリング シートバッグとを比較写真をお見せします。


ミドルツーリング シートバッグのスペックは
標準時:210(H)×530(W)×310(D)mm
拡張時:210(H)×650(W)×310(D)mm
一緒に写っているのは、モンベルのL.W.トレールローテーブル 36というモデルのローテーブルです。
収納時のサイズは高さ49×幅11×奥行き7cmです。
チェアが一番前にあるので大きく見えていますが、イガヤのミドルツーリング シートバッグは小型の部類に入りますが、サイズでも余裕をもって入れることができます。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
また、イガヤのミドルツーリング シートバッグについてはこちらのブログに書いていますので、お時間があるときにでも読んでいただけたら嬉しいです。