2022年5月13日。楽天モバイルから悲報が届きました。
楽天モバイルは、2022年5月13日に新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」を発表したのですが、この発表には楽天モバイルとmineoを併用している方、もしくは、併用を検討している方にとって悲報が含まれていたのです。
その悲報とは「月間データ利用量が1GB以下の場合は0円が廃止され、月間データ利用量が3GB以下の場合は980円(税込1,078円)に変更」といったものでした。
「Rakuten UN-LIMIT VI」をご利用中のお客様へ「Rakuten UN-LIMIT VII」への自動移行のお知らせ(7月1日より)

この新料金プランの出現で、楽天モバイルとmineoの併用で月額利用料1,265円(税込)プランが完全に崩壊してしまいます。
※楽天Linkアプリ経由で電話を使えば、通話料金はいくら使っても0円。
※楽天モバイルではデータ通信を行わないので0円。
※データ通信は、マイネオ(シングルタイプ(データ通信のみ)1GB+パケット放題 Plus )880円+385円=1,265円(税込)
もし何もしないでいると
1,265円 → 2,343円
(※ 1,078円(楽天モバイル)+1,265円(mineo)=2,343円(税込))
と、今までと比べ、月額利用料が大幅にアップしてしまいます。
では、楽天モバイルとmineoを併用しているユーザーはどのような対策を打つべきでしょうか?
その答えはズバリ、
面倒くさかったら何もしない
理由は次の2つ。
- 対策を打つと通話時間、もしくは、月額データ使用量が制限される
- 何もしなくても被害額は最大で528円/月
とは言っても、ちょっとの手間をかけるだけで楽天モバイルとmineoを併用しているユーザーが取れる最善策は存在します。
それは、乗り換え?解約?
答えは、電話の使用量とデータの使用量によって答えが変わってきます。
そこで、楽天モバイルとmineoを併用しているユーザーがいつまでに、どうすれば一番お得になるかを解説したいと思います。
また、楽天モバイルとmineoを併用しているユーザーに限らず、スマホをお得に使いたい人にとってもおススメのプランが見つかると思いますので、ぜひ参考にしください。
楽天モバイル+mineo併用プラン利用者はいつまでに対策を打つべきか
楽天モバイルとmineoを併用しているユーザーがいつまでに対策を打つべきか。
結論は次の通りです。
- 楽天ポイントを活用しているユーザー:2022年10月31日 23:59まで
- それ以外のユーザー:2022年8月31日 23:59まで
理由は、現楽天モバイルユーザーは2022年7月1日(金)に自動的に「Rakuten UN-LIMIT VII」へ移行となることと、次のことがアナウンスされているからです。
- 7月1日(金)0:00~8月31日(水)23:59
「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン料金でご利用いただけます。 - 9月1日(木)0:00~10月31日(月)23:59
楽天ポイントの還元により、実質「Rakuten UN-LIMIT VI」のプラン料金でご利用いただけます。
つまり、楽天モバイルを使っている方は8月31日までは値上げ無し、9月1日から10月31日までは楽天ポイントでのポイントバックとなるからです。

楽天モバイル+mineo併用プラン利用者の最善策は?
楽天モバイルとmineoを併用している多くの方の音声通話時間と月間データ利用は次のようではないでしょうか?
- 1回あたりの音声通話時間:3~7分間
- 月間データ利用量:15~25GB
これくらいの利用量が、音声通話の品質やデータ通信速度、それらの利用料金とを比較すると最もコスパが良いからです。
これ以上音声通話が多いと、音声通話の品質がネックとなる。
これ以上データ通信量が多くなると、データ通信速度がネックとなる。
そのような感じだと思います。
そこでズバリ、あなたの最善策は次のようになります。
楽天モバイル+mineo:2,345円(税込)
何もしないのが最善策
電話:楽天モバイル
データ:mineo
mineo+povo2.0:1,815円/月(税込)
電話:povo2.0(5分/回)
データ:mineo(無制限)
月額利用料金の内訳は次の通り。
- mineo:1GB(1,298円)+パケット放題 Plus(385円)
- povo2.0:5分以内かけ放題(550円)
※ povo2.0の1回線目のご契約に関わる事務手数料は無料
楽天モバイル:2,178円/月(税込)
電話:無制限
データ:20GBまで(20GBを超えると3,278円)
ちょっと横道にそれてしまいますが、月間データ利用量が20GBまでの人で、かつ、楽天モバイルの音声通話品質やパケット放題 Plusの通信速度に不満のある人は次の第4の選択もアリかもしれません。
IIJmio:2,500円/月(税込) または 2,700円/月(税込)
内訳は次の通り。
20GB(2,000円)+5分かけ放題(500円)
20GB(2,000円)+10分かけ放題(700円)
なお、2022年5月31日までに申し込みを行うと、13ヵ月間次のような割引た適用されます。
- 5分かけ放題:500円→90円
- 10分かけ放題:700円→290円
さらに音声通話とデータ通信の品質を求めるのであればIIJmioに470円を追加することで第5の選択としてahamoもアリかもしれません。
ドコモのサブブランドなので、音声通話とデータ通信の品質に安心感があります。
まとめ
今回の楽天モバイルからの発表は非常に残念なものでした。
携帯料金の利用料が約1.7倍となってしまうからです。
とは言え、料金にだけ目を向けるのではなく、通話品質やデータ通信の品質など、トータルでのコスパを考えるいい機会になったかもしれません。
最終的にどのような選択をするか、もう少し時間があります。
じっくり考えるのもいいかもしれませんね。
では、みなさんの参考になれば嬉しいです。