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SENAユーザーが勧める3人以上で通話する時のインカムはSENAとB+COMのどっち?~結論 B+COMのSB6X~

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わたしが使っているインカムはSENA(セナ)の50Sです。

以前は同じくSENAのSF2と呼ばれるモデルを使っていました。

SF2から50Sに買い換えた理由は、音楽をより良い音質で聞きたいと考えたことと、SENA以外のインカムを含めて同時に3人以上で通話をしたいと考えたからです。

50Sに買い換えてSF2から音質はびっくりするくらい上がり、この点は非常に満足しました。

しかし、他社のインカムを含め、すべての場面で同時に3人以上で通話をしたいと言った希望は残念ながら叶えることができませんでした。

50Sでも同時に3人以上で通話をすることはできるのですが、その条件が非常に限定的だったのです。

50SはSENAの中で最も高いグレードのモデルの1つです。

そのため、わたしはよく調べもせず勝手に”最も高いグレードのモデルだから、すべての場面で同時に3人以上で通話をすることはできる”と思い込んでしまったのです。

その後インカムについて調べた結果、もし、インカムを選ぶときに最も重視するポイントが”他社のインカムを含めて同時に3人以上で通話をしたい”であるなら、B+COM(ビーコム)のSB6Xを選ぶべきだと気がついたのです。

そこでこの後、SENAユーザーのわたしがなぜB+COM(ビーコム)のSB6Xをおすすめするのか、その理由お伝えします。

また、同時に通話できる人数はどのように決まるのか、そして、もしSENAの中からインカムを選ぶとするならどれが良いのかについてお伝えします。

【結論】3人以上で通話するならB+COMがおすすめ

結論から行きます。

3人以上で通話するならB+COMのSB6Xが絶対的におすすめ。

特に、通話する相手がB+COM以外のSENAやデイトナ、MIDLAND(ミッドランド)、cardo(カルド) などのインカムを使っているのならB+COMのSB6Xがおすすめです。

B+COMだけのグループの場合だとONEもアリですが、3人以上で通話する場合はそのグループの中に最低1人はSB6Xを使う必要があります

しかし、どうしてもSENAのインカムを使いたいのであれば20S EVOを選ぶのが無難でしょう。

ではこの後、B+COMのSB6Xをおすすめする理由を解説しますが、その前にインカムで通話できる人数はどのように決まるかについて解説します。

通話できる人数はどのように決まるのか

では、インカムで通話できる最大人数はどのように決まるかについて解説します。

B+COMとSENAの機能一覧表

まずは次のB+COMとSENAの機能一覧表をご覧ください。

  ハイエンドモデル プレミアムスタンダードモデル カジュアルモデル
モデル名 SB6X ONE PLYA
通話用チップ Bluetooth × 2 Bluetooth × 1 (音楽用 Bluetooth × 1)
通話人数 全てB+COM B+LINK:6人
B+COM通話:4人(SB5X、SB4Xなどとの通話)
他社と混合 ユニバーサル通話:3人 ユニバーサル通話:2人
最大通話時間 16時間 12時間
最長通話距離 1400km
FMラジオ
販売価格(税込) 40,700円 31,900円 12,980円

  ハイエンドモデル
(QUANTUMシリーズ)
アドバンスモデル ミドルレンジ エントリーモデル
モデル名 50S 50R 30K 20S EVO 10S SF4 5S SF2 SF1
通話用チップ SENA Mesh × 1
Bluetooth × 1
Bluetooth × 2 Bluetooth × 1
操作 ジョグダイヤル 3ボタン ジョグダイヤル 3ボタン ジョグダイヤル 3ボタン
通話人数 全てSENA Meshインターコム:無制限(何人でも)
Bluetoothインターコム:4人
Bluetoothインターコム:8人 Bluetoothインターコム:4人 Bluetoothインターコム:2人
他社と混合 Bluetoothインカム:2人 Bluetoothインカム:3人 Bluetoothインカム:2人
最大通話時間 Meshインターコム
11時間
Bluetoothインターコム
12時間
Meshインターコム
8時間
Bluetoothインターコム
13時間
Bluetoothインターコム
13時間
Bluetoothインターコム
12時間
Bluetoothインターコム
13時間
Bluetoothインターコム
7時間
Bluetoothインターコム
13時間
最長通話距離 Meshインターコム
1:1(2000m)
6人以上(8000m)
Bluetoothインターコム
2000m
Bluetoothインターコム
2000m
Bluetoothインターコム
1800m
Bluetoothインターコム
1200m
Bluetoothインターコム
700m
Bluetoothインターコム
800m
Bluetoothインターコム
100m
オーディオ ハーマンカードン オーディオシステム プレミアムHDスピーカー 標準スピーカー 標準スピーカー
HDスピーカー
プレミアムHDスピーカー 標準スピーカー
HDスピーカー
標準スピーカー
FMラジオ
販売価格(税込) 48,840円 48,840円 42,240円 37,840円 29,040円 27,720円 22,440円 20,020円 16,070円

この一覧表は、2022年9月時点で各メーカーから販売されている製品を元に作成しました。

※SENAには他にカメラ付きの50CとSHOEIのヘルメット専用のSRL2が有りますが、使用目的が少し限定されますので、今回の一覧表からは除いています。

また、B+COMとSENAでは通話名(接続名)の呼び方が違っていますので、次の表を参考にしてください。

  同一メーカーで通話する時の通話名(接続名) 他社と通話する時の通話名(接続名)
B+COM B+LINK
(B+LINK通話)
B+COM通話 ユニバーサル通話
(ユニバーサルインターコール・レシーブ)
(ユニバーサルインターコール)
通話用チップ : Bluetooth 通話用チップ : Bluetooth 通話用チップ : Bluetooth
SENA Meshインターコム Bluetoothインターコム
(インターコム通話)
(インターコム接続)
Bluetoothインカム
(ユニバーサルインターコム通話)
(ユニバーサルインターコム接続)
通話用チップ : SENA Mesh 通話用チップ : Bluetooth 通話用チップ : Bluetooth

この一覧表を基に、通話できる人数はどのように決まるのかを解説します。

通話できる人数は通話用チップの数で決まる

インカムで同時に通話できる人数はBluetoothのチップの数とSENAの場合はSENA Meshチップの有無で決まります。

Bluetoothのチップの場合、Bluetoothのチップ1つに対し同時に通話できるのは自分を含めてもう1人の合計2人となります。

つまり、Bluetoothのチップが1つしかなければ通話人数は2人となり、Bluetoothのチップが2つあれば通話人数は3人となるのです。

  • Bluetoothのチップが1つの場合

Bluetoothのチップ×1<=>Bluetoothのチップ×1

  • Bluetoothのチップが2つの場合

Bluetoothのチップ×1<=>Bluetoothのチップ×2<=>Bluetoothのチップ×1

ただ、Bluetoothのチップ1つにつき自分を含めて2人としか通話できないのでは効率が悪いので、B+COMであればB+LINKとB+COM通話、SENAであればBluetoothインターコムといった独自の通話規格を設けたのです。

この通話規格によりBluetoothのチップ1つでB+COMのB+LINKは最大6人B+COM通話は最大4人SENAのBluetoothインターコムは最大8人(モデルによっては最大4人または2人)と通話ができるようになったのです。

さらにSENAの場合はSENA Meshチップを1つ搭載することにより、SENA Meshチップが搭載されたインカム同士であれば人数無制限で通話することができるようになったのです。

3人以上で通話するときにB+COMのSB6Xをお勧めする具体的な理由

では、なぜ3人以上で通話するときにB+COMをおすすめするかをお伝えしましょう。

まずはSENAの場合、SENAのインカムだけの組み合わせとSENAと他社の混合で3人以上の通話できる組み合わせは次の表の通りです。

通話人数 対応モデル 必要数
無制限 50S
50R
30K
無制限
5~8人 20S EVO 5~8台
3~4人 50S
50R
30K
20S EVO
10S
SF4
3~4台
SENAだけの組み合わせ

通話人数 対応モデル 必要数 他社インカムの数
3人~無制限 50S
50R
30K
(SENA Meshで接続)
3台~無制限 対応モデルと同数まで
8人 20S EVO 7台 1台
20S EVO 6台 2台
7人 20S EVO 6台 1台
20S EVO 5台 2台
6人 20S EVO 5台 1台
20S EVO 4台 2台
5人 20S EVO 4台 1台
20S EVO 3台 2台
4人 50S
50R
30K
20S EVO
10S
SF4
(Bluetoothインターコムで接続)
3台 1台
50S
50R
30K
20S EVO
10S
SF4
(50S,50R,30KはSENA Meshで接続)
2台 2台
3人 50S
50R
30K
20S EVO
10S
SF4
(50S,50R,30KはSENA Meshで接続)
2台 1台
20S EVO 1台 2台
SENAと他社の組み合わせ

この表をご覧になってみなさんどのように感じたでしょうか?

おそらく多くの方が、結局どれを選べばいいの? と感じたのではないでしょうか?

その理由は、通話する相手が他社のインカムなのか、それとも、SENAのインカムなのか。また、通話する相手がSENAのインカムであったとしてもどのモデルなのか、によって選ぶべきモデルが変わってしまうからです。

一方、B+COMの場合、B+COMだけの組み合わせで3人以上が同時に通話できる組み合わせは次の通り。

通話人数 対応モデル 必要数
最大6人 SB6X
ONE
最大6台
B+COMだけの組み合わせ

また、B+COMと他社の混合で3人以上が同時に通話できる組み合わせは次の2つだけです。

  • 他社のインカム <–(ユニバーサル通話)–> SB6X <–(ユニバーサル通話)–> 他社のインカム
  • ONE <==(B+LINK)==> SB6X <–(ユニバーサル通話)–> 他社のインカム

以上の説明をご覧になってB+COMのインカムで3人以上で同時に通話するのであればどのモデルを選べばよいか、みなさんお分かりですよね?

そうです、SB6Xです。

SB6Xは、B+COMだけの組み合わせでも、他社との混合の場合でも3人以上で通話することができるのです。

ONEも他社との混合の場合でも3人以上で通話することができますが、その場合はSB6Xが同じグループにいる必要があります。

【それでもSENAを選ぶなら】シーン別SENAの選び方

今までの解説した通り、3人以上で同時に通話する場合、特に他社との混合で通話する場合はB+COMのSB6Xをお勧めします。

しかし、どうしてもSENAのインカムを使ってみたいと考える方もいらっしゃるでしょう。

そのような方のためにインカムを使うシーン別におすすめするインカムをご紹介しましょう。

最も無難で汎用性が高いモデル

最も無難で汎用性が高いモデルは 20S EVO です。

先ほどご覧いただいたSENAの組み合わせ表をもう一度ご覧ください。

通話人数 対応モデル 必要数
無制限 50S
50R
30K
無制限
5~8人 20S EVO 5~8台
3~4人 50S
50R
30K
20S EVO
10S
SF4
3~4台
SENAだけの組み合わせ

通話人数 対応モデル 必要数 他社インカムの数
3人~無制限 50S
50R
30K
(SENA Meshで接続)
3台~無制限 対応モデルと同数まで
8人 20S EVO 7台 1台
20S EVO 6台 2台
7人 20S EVO 6台 1台
20S EVO 5台 2台
6人 20S EVO 5台 1台
20S EVO 4台 2台
5人 20S EVO 4台 1台
20S EVO 3台 2台
4人 50S
50R
30K
20S EVO
10S
SF4
(Bluetoothインターコムで接続)
3台 1台
50S
50R
30K
20S EVO
10S
SF4
(50S,50R,30KはSENA Meshで接続)
2台 2台
3人 50S
50R
30K
20S EVO
10S
SF4
(50S,50R,30KはSENA Meshで接続)
2台 1台
20S EVO 1台 2台
SENAと他社の組み合わせ

この表の中で一番モデル名が上がっているのが20S EVOです。

つまり、一番汎用性が高いモデルが20S EVOとなるのです。

20S EVOであれば、SENAだけのグループはもちろん、SENAと他社の混合グループであっても最低3人と同時に通話することができます。

また、20S EVOはB+COMのSB6Xと同じくBluetoothのチップを2つ搭載しているので、他社のインカムと1:1の通話中であればインカムで通話しながらスマホのナビの音声や音楽を聴くことができるのです。

20S EVOがSB6Xに対して有利なのは、販売価格が20S EVOが37,840円(税込)に対してSB6Xが40,700円(税込)と若干安いことでしょう。

20S EVOは50S,50R,30KのようにMeshインターコム機能がありませんが、これは”+Mesh(プラスメッシュ)”と呼ばれるでBluetoothをMeshに変換するアクセサリーを購入(19,140円(税込))することでMeshインターコム機能を追加することができます。

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音質にこだわる方向けのモデル

音質にこだわるのであれば、50S 又は 50R です。

50Sと50Rは(50Cも)、Harman Kardonのオーディオ職人達により設計されたスピーカーが使用されているため、非常によい音質でインカムでの会話はもちろん、音楽も聴くことができます。

わたしは普段50Sを使っているのですが、音楽を再生したときの音質は素晴らしく、ヘルメットの中でこれだけの音を奏でることができるのかと耳を疑ったほどです。

以前はSENAのSF2を使っていて、このインカムはHDスピーカーと呼ばれるたのスピーカーよりグレードの高いものが使われていますが、そのSF2と比べても50Sの音質は比べる必要が無いほど高いと感じています。

もちろん、バイクの運転中は走行音や風切音、その他いろいろな雑音もありますし、ヘルメットの中と言った極悪な環境での音質の評価ですので、家の中で聞くオーディオや、AppleのAirPodsなどのイヤホーンと比べると音質は間違いなく劣っていることはご承知おきください。

コスパの良いモデル

SENAのインカムの中で最もコスパのよいモデルは SF4 でしょう。

Bluetoothのチップが1つしか搭載されていないのでB+COMのONEと同じで、他のメーカーのインカムと通話はSF4の単独では最大2人(1:1の通話)しかできません。

ただし、すべてがSENAのインカムのグループであれば、最大4人と同時に通話することができます。

SF4のライバルとなるモデルはB+COMであればONEになるでしょう。

ONEの価格が31,900円(税込)に対しSF4の価格は27,720円(税込)です。

価格差はわずかではありますが、コスパを求める方にとってSF4は選択肢に入れてもいいでしょう。

まとめ

以上、お伝えしてきましたが、結論としては3人以上で通話するならB+COMのSB6Xが絶対的におすすめです。

B+COMはシンプルな商品構成のおかげで他社のインカムを含めて3人以上で通話するならSB6X。B+COMのインカムだけ、もしくは他社のインカムとは1台だけ(1:1)の通話しか想定しないのであればONEと、選ぶべきモデルは明確です。

それにくらべてSENAは、SENAだけのグループであっても、他社のインカムが含まれるグループであっても、条件によって選ぶべきモデルが変わってしまいます。

そのためSENAのインカムは、このモデルがベストだと思って買ったとしても、その後、いつものツーリング仲間がインカムを買い換えてしまったときや、別のグループとツーリングをするときなどに対応できなくて、後悔してしまう可能性も含んでいます。

SENAにはSENAメッシュインターコムと呼ばれる独自の通信規格により人数無制限で通話できるモデルがあったり、Harman Kardonオーディオシステムによる上質な音を楽しめるモデルがあったりと、B+COMには無い機能や性能があるのも事実です。

ですので、基本的にはB+COMのSB6Xをおすすめしますが、特定の機能や性能を求めてSENAのインカムを選択することは決して間違いではないでしょう。

今回は、3人以上で通話する場合にB+COMとSENAのどちらが良いか、といった前提で解説いたしました。

なぜB+COMとSENAの2社に絞ったかというと、経験上、B+COMとSENAは簡単にペアリングできるのですが、B+COMもしくはSENAとMIDLAND(ミッドランド)、cardo(カルド) などのメーカーのインカムとは2人だけ(1:1)のペアリングでも失敗することが多々あるからです。

そのため、3人以上となるとMIDLAND(ミッドランド)、cardo(カルド) などの他社のインカムでは通話が不安定になってしまうことが予想できるので、今回の前提から外すこととしたのです。

もちろん、MIDLAND(ミッドランド)だけのグループ、cardo(カルド) だけのブループであれば問題なく通話ができていることを申し添えます。

では、皆さんの参考になれば嬉しいです。

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