ロードレース世界選手権、いわゆるMotoGP。二輪ロードレースの最高峰カテゴリー。
バイク好きの方の中にはこのMotoGPの魅力に取りつかれた方も多いのではないでしょうか?
このMotoGP。視聴方法は4つあります。
その4つの視聴法についてそれぞれ解説いたしますので、視聴方法を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。
なお、2022年版はこちらにまとめていますのでぜひご覧ください。
4つの視聴方法
ではまず、4つの視聴方法の基本情報をまとめましたので、次の表をご覧ください。
BS日テレ | 日テレG+(ジータス) | Hulu | MotoGP VIDEOPASS | |
視聴料金 | 無料 | 月額 990円(税込) + スカパー!の基本料金429円(税込) | 月額 1,026 円(税込) | 2021年シーズン 105.99€(約14,000円) マンスリービデオパス 29.99€(約4,000円) |
環境 | BS | CS ケーブルテレビ 光回線 | インターネット | インターネット |
録画 | 可能 | 可能 | 不可能 (ライブ配信のみ) | 不可能 (ライブ配信+オンデマンド) |
特徴
それでは、4つの視聴方法について詳しく解説してみたいと思います。
BS日テレ
BSを視聴できる環境であれば、無料で見ることができるのが最大のメリットです。
ただし、決勝のみの放送で、予選については少し解説が入る程度となります。
なお、Moto2、Moto3は決勝のハイライトのみの放送となります。
また、番組のナビゲーターがチュートリアルの福田さんになりますので、この辺りは好みが分かれるところかもしれません^^;
ただ、福田さんが好きな方は、日本テレビMotoGP中継の公式YouTubeチャンネルでOA後の裏話などを放送していますので、こちらとあわせて見るとより一層楽しめると思います。
日テレG+(ジータス)
MotoGPに限らずMoto2、Moto3もライブ配信、もちろん、予選の放送もされており、更に再放送まであるのが最大の特徴でしょう。
録画して視聴することもできるので、ライブ配信や再放送の時間に視聴することが難しい方にとっては十分メリットになるでしょう。
ただし、日テレG+を視聴するには
スカパー!
スカパー!プレミアムサービス
J:COM TV
ひかりTV(株式会社NTTぷららが運営するフレッツ光向け映像配信サービス)
auひかり テレビサービス
これらのいずれかに契約する必要があります。
また、これらの導入時にかかる初期費用は
CSアンテナ+工事費+110度CS対応テレビまたはレコーダー
※CSアンテナ+標準工事費がセットになったスカパー! アンテナサポート(10,180円)有
※すでにCSアンテナが設置されていれば不要
新規加入の場合
- 戸建住宅:39,600円(税込)(一括払い)
- 集合住宅:13,200円(税込)(一括払い)
J:COM NET(320M/120M/40M/12M)またはJ:COM PHONEにすでに加入している場合
- 5,500円(税込)+契約事務手数料3,300円(税込)[九州・山口エリアは3,080円(税込)]
0円
ただし、NTT東日本またはNTT西日本が提供するフレッツ光回線(インターネット回線)、または光コラボレーション事業者が提供する光アクセスサービス(NTT東日本またはNTT西日本が提供するフレッツ光回線のコラボレーション回線)が必要で、更に別途これらのサービス利用料が必要となります。
また、フレッツ光回線を引くには、提供エリア内であることと工事費用が必要となります。
0円
ただし、auひかり(インターネット回線)を契約していなければ、新規登録料3,300円(税込)+初期費用(工事費含む)41,250円(税込)
新たにネット回線を契約する、もしくはネット回線を変更する場合以外はひかりTVとauひかり テレビサービスを選択するメリットは全く無いと言えるでしょう。
同じく、J:COM TVも初期費用や視聴料を考えると、選択するメリットは限定的であると言えます。
ですので、多くの方はスカパー!を選択することになるのではないでしょうか。
Hulu
予選と決勝から、最終戦までの全予選・決勝をライブ配信します。
ライブ配信の内容は日テレG+と同じですが、Huluでは
- オンボードカメラ (各クラス2選手分)
- ライブトラッキング(全ライダーの現在位置を表示した「ライブトラッキング」CG画像)
- 空撮カメラ
これらを加えたマルチアングル配信が最大の特徴です。
また、見放題サービスのHuluに加入しなくても、1戦毎700円 (税込) で各GPの全予選・決勝を視聴することもできます。(ライブ配信は「日テレジータス 中継映像」のみとなり、マルチアングルでの配信予定は無し。)
さらに、ネット配信(スマホでも可)なので、ネット環境さえあれば視聴することが出来るので、初期費用をぐっと抑えられますし、月額1,050円(税込)でMotoGP以外にも70,000本以上の作品が見放題となるのもうれしい特徴と言えるでしょう。
ただ、MotoGPは見逃し配信(オンデマンド)が無いことが最大のデメリットとなりうることと、テレビで視聴する際は、テレビが Hulu に対応していない場合は、一部ゲーム機器、メディアプレイヤー、ブルーレイレコーダー/プレーヤーなどの対応の外部機器を用意する必要がるので、注意が必要です。
MotoGP VIDEOPASS
MotoGP、Moto2、Moto3はもちろんMotoEも予選、決勝共にライブ配信するとともに、1992年から今日まで、フルレースなど4.5万本以上のアーカイブビデオの視聴が出来るのが最大の特徴でしょう。
また、Huluと同じくネット配信ですので、ネット環境さえあれば視聴することが出来るのも特徴と言えるでしょう。
ただし、解説が全て英語なので、多くの人にとっては敷居が高くなってしまうのが残念なところですね。
まとめ
では、最後にまとめてみましょう。
とにかく費用は押さえたい、または、決勝だけ見ることが出来ればよい、といった方には
- BS日テレ
費用に糸目もつけず、英語もOK。MotoGPを骨の髄まで楽しみたい、といった方は
- MotoGP VIDEOPASS
スカパー!を契約している方は
- 日テレG+
ライブ配信だけでOK!といった方は
- Hulu
これが最も失敗のない選び方だと思います。
しかし、日テレG+とHuluではどちらを選ぶか、少し悩ましい部分があります。
と言いますのが、スカパー!を契約するとスカパー!ondemandで配信されている日テレG+を無料で視聴することが出来るのです。
これかどういうことかと言うと、Huluと同じくスマホ、パソコン、タブレットからでも視聴することが出来るということなのです。つまり、通勤や通学、ちょっとした空き時間でもスマホを使ってMotoGPが見られるということですね。
MotoGPはライブ配信しかないけど70,000本以上の作品が見放題でさらに視聴料も魅力的なHuluにするか、初期費用を払ってスカパー!+日テレG+にするか、スカパー!の初期費用をどう考えるかが悩ましいところです。
しかしながら、既にスカパー!に加入しているのであればHuluより日テレG+を選択するほうがMotoGPを中心に考えるのであればメリットは多そうですね。

では、みなさんの参考になれば嬉しいです。