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【本音レビュー】TIMEMORE Bricks 01s|チャネリングが消えた小型電動ミルの実力

TIMEMORE Bricks 01s 電動コーヒーミルの本体と美しいデザイン
fukuchan
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TIMEMORE Bricks 01s 電動コーヒーミルの外観

自宅でより美味しいエスプレッソを淹れたくて「ボトムレスフィルター」に挑戦してみたものの、抽出液が四方八方に飛び散る「チャネリング」がひどくて悩んでいませんか?

わたしもまさに同じ壁にぶつかり、どうすれば綺麗に抽出できるのかと頭を抱えていました。

原因を調べていくうちにたどり着いたのが、「コーヒー豆を極細挽きで均一に挽くこと」の重要性です。そこで、手持ちの手動ミルやデロンギの電動グラインダーから思い切って乗り換えたのが、タイムモアの小型電動ミル「TIMEMORE Bricks 01s」でした。

結論から言うと、TIMEMORE Bricks 01sに変えてから豆が驚くほど均一に挽けるようになり、あれほど悩んでいたチャネリングがピタッとなくなりました!

細部の作りに少しチープさを感じるなど「見た目の高級感」はさほどありませんが、その分「刃の性能」と「実売4万円以下という価格」で勝負している非常にコスパの高い実力派モデルです。

この記事では、わたしが「TIMEMORE Bricks 01s」を選んだ理由から、実際に使ってわかったメリット・デメリット、そしてチャネリングを完全に防ぐために揃えた必須アイテムまで本音でレビューします。

\ チャネリングが消える!極細挽きも均一な小型電動ミル /

目次
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わたしが「TIMEMORE Bricks 01s」を欲しいと思った理由

わたしが新しい電動ミル「TIMEMORE Bricks 01s」を欲しいと思ったのには、大きく分けて2つの理由があります。

① ボトムレスフィルターで直面した「チャネリング」と手動式ミルの限界

1つ目の理由は、エスプレッソ抽出時の「チャネリング」に困り果てていたことです。

わたしはデロンギのエスプレッソマシンを使っており、より美味しいエスプレッソを淹れたくてボトムレスフィルターを使い始めました。

ところが、いざボトムレスフィルターで抽出してみると、コーヒーが綺麗に落ちてこず、周囲に飛び散ってしまう「チャネリング」がひどくて困っていたのです。

なぜチャネリングが起きるのか調べてみると、「コーヒー豆を均一に挽けていないこと」が原因の一つだとわかりました。

10年間使用していた手動式コーヒーミル

これまで使っていたのは、10年ほど前に購入した手動式ミルです。ドリップコーヒー用に「中挽き」にする分にはまったく問題なかったのですが、エスプレッソ用の「極細挽き」にすると粒度にムラが出てしまっているようでした。

しかも、エスプレッソ用の極細挽きを手動ミルで挽くのは時間も労力もかかるため、「極細挽きでも均一に挽ける電動ミルが欲しい」と強く思うようになりました。

② 手持ちの「デディカ コーン式コーヒーグラインダー」で感じた2つの不満

実は、わたしはデロンギの電動ミル「デディカ コーン式コーヒーグラインダー」も持っています。

デロンギ デディカ コーン式コーヒーグラインダー

すでに電動グラインダーを持っているにもかかわらず、新しく「TIMEMORE Bricks 01s」を購入したのは、デディカ グラインダーを使っている中で2つの不満(使いづらさ)を感じていたからです。

  • 愛用している「La mellow(ラ・メロウ)」のボトムレスフィルターがセットできなかった
  • 設定した豆の量が毎回ブレてしまい、挽いた後の重さ調整が面倒だった

デディカ コーン式コーヒーグラインダーは、デロンギのエスプレッソマシン純正のフィルターホルダーなら本体に直接セットして粉を受けられます。しかし、わたしが使っている「La mellow(ラ・メロウ)のボトムレスフィルター」は形状が合わず、本体にセットできなかったのです。

また、デディカ グラインダーはホッパーに豆を入れておき、ダイヤルで「挽く豆の量(杯数)」をセットできる仕組みになっていますが、実際に挽かれて出てくる豆の量が毎回違ってしまいます。

美味しいエスプレッソを安定して淹れるには粉の重さを毎回揃える必要がありますが、挽き終わってから粉を足したり減らしたりして量を調整するのは非常に手間がかかります。

それなら、「最初から挽く前に豆の重さを量って投入し、1回分をすべて挽き切るほうが圧倒的に簡単で確実だ」と感じたのが、シングルドーズ(1回使い切り)タイプのTIMEMORE Bricks 01sを選んだ大きな理由です。

新しい電動ミル選びで譲れなかった「5つの選定条件」

手動式ミルとデディカ グラインダーでの経験を踏まえ、新しい電動ミルを探すにあたっては以下の5つの選定条件を決めました。

  • 小型の電動ミル:最大3杯程度の豆が挽けて、キッチンで場所を取らないサイズ感であること
  • 小さいホッパー:いろんな豆を日替わりで楽しみたいので、1回分ずつ計量して挽き切るサイズでよい
  • 実売4万円以下:家庭用として無理なく出せる予算内に収まること
  • 幅広い挽き目対応:エスプレッソ用の極細挽きからドリップコーヒー用の中挽きまで1台で対応できること
  • 粒度の均一性:特にエスプレッソ用の極細挽きでも、ムラなく均一に豆を挽けること

ホッパーに大量の豆を入れておくタイプではなく、「毎回挽く前に豆の重さを量り、1〜3杯分だけを新鮮な状態で挽き切る」という使い方にぴったりの小型モデルに絞って探しました。

徹底比較!候補に挙がったライバル3機種とBricks 01sを選んだ決め手

5つの条件をもとにリサーチし、最後まで「TIMEMORE Bricks 01s」と比較検討したのが以下の3機種です。

モデル名実売価格目安刃の仕様粒度調整ホッパー容量
TIMEMORE Bricks 01s約3.6万〜4.5万円40mmコニカル刃150段階約40g
Geimori GU63約3.4万〜4.5万円63mmコニカル刃無段階シングルドーズ
Varia VS3(第2世代)約5.2万円48mmコニカル刃無段階約30g
マールクーニック X64 SD約9.5万円64mmフラット刃無段階30g〜100g

最後まで迷った3つの電動ミル

  • Geimori GU63:大型の63mmコニカル刃や低速回転モーターを搭載し価格も4万円前後と魅力的でしたが、新興ブランドで国内の口コミや長期使用の実績がまだ少ない点が気になりました。
  • Varia VS3 Grinder(第2世代):コンパクトなシングルドーズ機の定番として非常に人気がありますが、実売価格が5万円を超えてしまい予算オーバーでした。
  • マールクーニック X64 SD Home Grinder:世界中のバリスタに愛される名門ブランドの家庭用モデルで憧れましたが、実売9万円以上と高価で本体サイズも大きめなため見送りました。

最終的にTIMEMORE Bricks 01sを選んだ3つの理由

ライバル機種と比較したうえで、最終的に「TIMEMORE Bricks 01s」を選んだ決め手は次の3点です。

  1. 予算内の価格:実売価格が4万円以下に収まっていたこと
  2. 刃の品質への信頼:タイムモアの手動式ミル「C2」が非常に評判が良く、ミルにおいて最重要となる「刃の質」に信頼が置けたこと
  3. 安心感とコスパ:コーヒー器具専門ブランドとしての実績があり、性能に対するコストパフォーマンスが一番高いと感じたこと

コーヒーミルの性能は、なんといっても「刃(バー)の精度」で決まります。タイムモアは手動式ミルの大ヒットモデル「C2」などで挽き目の均一性に定評があったため、その技術を投入した電動ミルなら間違いないと判断しました。

\ 名機「C2」で証明された刃の精度!4万円以下の高コスパモデル /

【実機レビュー】TIMEMORE Bricks 01sの良かったところ4選

実際に「TIMEMORE Bricks 01s」を使い始めて感じた、良かったところを4つ紹介します。

① 豆が均一に挽けて、悩んでいたチャネリングがなくなった

一番感動したのは、本来の目的だった「極細挽きの均一さ」です。

TIMEMORE Bricks 01sで挽いた豆の写真

0.01mm刻み・150段階の細かい調整ができるうえ、タイムモア独自のコニカル刃(S2C-040-EI)のおかげで、エスプレッソ用の極細挽きにしても粒度がしっかり揃います。

その結果、ボトムレスフィルターを使っても抽出液が飛び散らず、あれほど悩まされていたチャネリングがなくなりました。

TIMEMORE Bricks 01sで挽いた豆をボトムレスフィルターで綺麗に抽出している様子

挽く前に豆の重さを量って投入し、全量を挽き切るスタイルも非常にスムーズです。

もちろん、綺麗なクレマが作れます。

TIMEMORE Bricks 01sで挽いた豆できれいなクレマが作れる

② 作動音が思いのほか静か(デディカ グラインダーよりはるかに静か)

電動ミルを使ううえで気になるのが作動音ですが、TIMEMORE Bricks 01sは思いのほか豆を挽くときの音が静かです。

手持ちの「デディカ コーン式コーヒーグラインダー」と比べても、作動音ははるかに静かに感じます。

音質としても、「ガリガリ!」と豆を砕くような甲高い音ではなく、「ゴー」という低い音で挽いてくれるため、耳障りな感じがまったくありません。早朝や夜間にコーヒーを淹れるときでも気兼ねなく使えます。

③ コンパクトなのに重量があり、安定している

本体サイズは横幅約10cm・奥行き15cmと非常にコンパクトで、キッチンの限られたスペースにもすっきり収まります。

キッチンに設置したコンパクトなTIMEMORE Bricks 01s

それでいて本体重量は約2.6kgとしっかりとした重みがあるため、豆を挽いている最中に本体が動いたりガタついたりせず、抜群に安定しているのも良いところです。

④ 豆を挽くスピードと楽さは十分満足(手動式ミルとは雲泥の差)

豆を挽くスピードも十分満足できる速さです。

これまで10年前の手動式ミルで腕を疲れさせながら極細挽きにしていたのと比べると、スピードはまさに雲泥の差で、しかも圧倒的に楽になりました。豆を計量してホッパーに入れ、ボタンを押すだけであっという間に均一な極細粉が出来上がります。

【本音レビュー】TIMEMORE Bricks 01sの悪かったところ3選と対策

性能面では大満足の「TIMEMORE Bricks 01s」ですが、実際に毎日使ってみて気になったデメリットも3つあります。購入前に知っておいてほしい本音のポイントと、わたしが実践している対策をまとめました。

① 高級感はさほどなく、細部にはチープさを感じる

1つ目は、外観の質感についてです。写真で見ると金属製で高級そうに見えますが、実物を近くで見ると高級感はさほどなく、細部にはチープさを感じる部分があります。

TIMEMORE Bricks 01sの本体細部の質感
TIMEMORE Bricks 01sの本体細部の質感

ただ、これは裏を返せば「外装の豪華さにコストをかけるのではなく、ミルの命である『刃の性能』と『実売4万円以下の価格』で勝負しているモデル」だということです。

所有欲を満たす高級感を最優先する人には向きませんが、「見た目よりも、4万円以下でとにかく美味しいエスプレッソを淹れたい」という実用性重視の人には、これ以上ない選択肢になります。

② 粉が出口に溜まりやすく、後から落ちてきて汚れてしまう

2つ目は、粉の排出口まわりの粉残りです。

TIMEMORE Bricks 01sには、内部に残った微粉を落とすための回転式打撃機構「ロータリーノッカー」が内蔵されています。

TIMEMORE Bricks 01sのロータリーノッカー(粉落とし機構)

しかし、このノッカーを回しても0.1g〜0.2gほどの粉はどうしても内部に残ってしまい、後からポロッと落ちてきて下の台が汚れてしまうことがあります。

排出口から落ちて台に溜まったコーヒー粉

対策としては、挽き終わった直後にノッカーを数回勢いよくカチカチと回してしっかり粉を落とすこと、そして0.1g〜0.2gのロスを見越して最初に豆をほんの少しだけ多めに計量しておくのがおすすめです。

③ 粉受けカップが小さいので、挽いた豆がこぼれる時がある

3つ目は、付属の粉受けカップのサイズ感です。

TIMEMORE Bricks 01sのマグネット式粉受けカップ

粉受けカップは磁石でグラインダーの下に固定される仕組みになっており、セット自体は非常に楽です。しかし、カップ自体が小さいため、挽いた豆がこぼれてしまう時があります。

磁石に頼らずグラインダーの真下に固定されているか確認することをおすすめします。

Bricks 01sを購入してわかった!チャネリングを完全に防ぐ必須アイテム

TIMEMORE Bricks 01sを導入して豆を均一に挽けるようになったことで、エスプレッソ抽出においてもう一つ大切な事実がわかりました。

それは、「いくらミルで豆を均一に挽いても、フィルター内の粉の密度やタンピング(押し固める工程)が均一でなければチャネリングは起きる」ということです。

わたしはBricks 01sとあわせて以下のアイテムを揃えたことで、チャネリングを完全に克服できました。

① 均一なタンピングが重要!「MHW-3BOMBER」の定圧タンパーを購入

エスプレッソは、粉を押し固める「タンピング」の圧力が毎回違ったり、斜めに押してしまったりすると、お湯が通りやすい隙間ができてチャネリングの原因になります。

そこで購入したのが、「MHW-3BOMBER の定圧タンパー(T6174T-OS)」です。

MHW-3BOMBERの30lbs定圧タンパー T6174T-OS
MHW-3BOMBERの定圧タンパーでタンピングしている様子

\ 斜め押しや圧力のブレをゼロに!チャネリングを防ぐ必須アイテム /

このタンパーは内部に3つのバネが内蔵されており、30lbs(約13.6kg)の一定の圧力に達すると「カチッ」という音で知らせてくれます。フチがバスケットに引っかかるガイド付きなので斜めになることもなく、誰でも毎回均一なタンピングができる優れものです。

② 豆の密度を均一にする「エスプレッソスターラー&ディストリビューター」

極細挽きにしたコーヒー粉は、静電気や湿気でどうしても小さな「ダマ」ができたり、フィルター内で密度の偏りが生まれたりします。

そのため、タンピングをする前に以下の2ステップを取り入れました。

  1. エスプレッソスターラー(ニードル):極細の針で粉をかき混ぜてダマをほぐし、フィルター内の密度を均一にする
  2. ディストリビューター:くるくると回して粉の表面を平らにならす
ダマをほぐすエスプレッソスターラー(ニードル)

\ ボトムレスフィルターと揃えるならこちら /

\ 定圧タンパーと揃えるならこちら /

粉の表面を平らにならすコーヒーディストリビューター
コーヒーディストリビューターで平らにならし終わったところ

\ ボトムレスフィルターと揃えるならこちら /

\ 定圧タンパーと揃えるならこちら /

「Bricks 01sで均一に挽く」→「スターラーとディストリビューターで整える」→「定圧タンパーで均一に押す」という流れを作ってからは、La mellowのボトムレスフィルターでも毎回お店のように綺麗なエスプレッソが抽出できるようになりました。

\ 抽出状態が一目でわかる!お店のようなクレマが楽しめるボトムレスフィルター /

TIMEMORE Bricks 01sはこんな人におすすめ!

タイムモアの小型電動ミル「TIMEMORE Bricks 01s」を実際に使ってみた本音レビューをお届けしました。

最後に、この電動ミルがどんな人におすすめかをまとめます。

  • ボトムレスフィルターのチャネリングに悩んでおり、極細挽きを均一に挽きたい人
  • 10年前の手動ミルでの極細挽きに限界を感じている人
  • デディカ グラインダーの「社外ボトムレスがセットできない」「毎回の挽き量がブレる」「音が大きい」といった点に不満がある人
  • 挽く前に豆の重さを量るスタイルで、最大3杯程度を日替わりで楽しみたい人
  • 外観の高級感よりも、「実売4万円以下で最高クラスの刃の性能とコスパ」を重視する人

細部の質感やわずかな粉残りといった弱点はあるものの、「実売4万円以下でチャネリングが消えるほどの均一な極細挽きができ、しかも静かでコンパクト」というメリットはそれを補って余りある魅力です。

自宅でのエスプレッソをワンランク上の美味しさに引き上げたい方は、ぜひ「TIMEMORE Bricks 01s」をチェックしてみてください!

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ガジェット・家電・お得情報大好き
'72年生まれのガジェット・家電・お得情報大好きおじさん。 自分で買ってよかったものをご紹介。 ガジェット・家電選びで迷ったときは参考にしてください。
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