タカギの水栓JA200NL-NNBH01に分岐水栓JH9024を取り付けようとしたところ、化粧リングが外れず途方に暮れてしまいました。
外す方法を調べてみると次の2つの方法が見つかりました。
- ゴム手袋を使う
- お湯をかける
しかし、わたしが住んでいる築10年ほどの賃貸住宅では全く歯が立ちませんでした。
他には、大きなウォーターポンププライヤーを使ったり、中には破壊して外すといったりと過激なものまでありましたが、賃貸住宅なので傷をつけたり破壊することはできません。
そこで思いついたのが、固着したボルトなどの緩めるときに使うケミカル剤「ラスペネ」。
ラスペネを塗布し化粧リングをハンマーで叩くことを繰り返したところ、今までの苦労がなんだったのかと思うほど簡単に緩めることができました。
多くの方がタカギ製水栓の化粧リングとバルブ固定ナットを外すことに苦労されているようですので、ラスペネを使ったの緩め方をこの後詳しく解説します。
諦めたり業者さんにお願いする前に一度試してみてはいかがでしょうか。
固着したタカギ製の水栓JA200NL-NNBH01の化粧リングとバルブ固定ナットの外し方
それでは固着して外れない化粧リングとバルブ固定ナットの外し方をお伝えします。
今回使用した道具は次のとおり。
- ラスペネ
- ハンマー
- モンキーレンチ
- 太い輪ゴム
固着した化粧リングの外し方
レバーハンドルを外し、化粧リングのネジ周辺にラスペネを塗布します。
ラスペネは強力な浸透力と防錆性を有するフッ素樹脂配合の浸透防錆潤滑剤。 各種ネジのゆるめと防錆、自転車など機械類の金属部分の潤滑と防錆に効果的なケミカル剤です。
ネジ部に水分があるとラスペネが浸透しにくいのでしっかり除去しましょう。
水分の除去には缶スプレータイプのダストブロワーがおすすめ。雑巾では拭き取りにくいネジの隙間の水分もダストブロワーだと比較的簡単に吹き飛ばすことができます。
なお、ダストブロワーを使う際は水分と一緒に水栓に溜まっていた汚れも一緒に吹き飛びますので、周りが汚れないよう雑巾などで養生することをお勧めします。
ラスペネを塗布したら化粧リングをハンマーで満遍なく、そして軽く叩きます。叩くのはラスペネの浸透を促すためと固着解消のためです。
化粧リングはプラスチックで作られています。あまり強く叩くと傷がついたり場合によっては割れてしまう可能性があるので力加減には十分注意してください。
傷がつくのを少しでも少なくしたい方は、プラスチックハンマーをおすすめします。
わたしの場合は2日にわたって朝、夕、夜にラスペネの塗布とハンマーで叩くことを繰り返し、やっと化粧リングを外すことができました。
化粧リングの周りに滑り止め用の太い輪ゴムを巻きます。回す方向は通常のネジと同じ時計と反対方向。固着が解消されていれば今までの苦労は何だったのかと思うほど簡単に回すことができます。
固着したバルブ固定ナットの外し方
化粧リングを外す際に塗布したラスペネはバルブ固定ナットにも一緒に塗布されるので、通常であれば改めてラスペネを塗布する必要はありません。
バルブ固定ナットにモンキーレンチをかけ、柄の後端に近いところをハンマーで叩きます。
ハンマーによる瞬間的な力をバルブ固定ナットに加えることで、水栓が回ることなく比較的簡単にナットを緩めることができます。
まとめ:固くて外れないタカギ製水栓の化粧リングとバルブ固定ナットを外す方法〜分岐水栓JH9024を取り付ける〜
タカギの水栓JA200NL-NNBH01に分岐水栓JH9024を取り付けようとしたところ、化粧リングが外れず途方に暮れました。
外す方法を調べてみると次の2つの方法が見つかりました。
- ゴム手袋を使う
- お湯をかける
しかし、わたしが住んでいる築10年ほどの賃貸住宅では全く歯が立ちませんでした。
他には大きなウォーターポンププライヤーを使ったり、中には破壊して外すといったりと過激なものまでありましたが、賃貸住宅なので傷をつけたり破壊することはできません。
そこで思いついたのが、固着したボルトなどの緩めるときに使うケミカル剤「ラスペネ」。
ラスペネを塗布し化粧リングをハンマーで叩くことを繰り返したところ、今までの苦労がなんだったのかと思うほど簡単に緩めることができました。
多くの方がタカギ製水栓の化粧リングとバルブ固定ナットを外すことに苦労されているようです。
そのような方の参考になればうれしいです。