今回は、オーブンレンジを使ったローストビーフの作り方をお伝えしたいと思います。
ローストビーフを作るのはとても難しそうに思えますが、オーブンレンジを使えばとてもに簡単。フライパンでお肉を焼くことさえ出来れば、誰でも作れます。
今回ご紹介する方法でローストビーフを作れば、カレーライスや肉じゃがを作ることの方がよっぽど難しく思えるでしょう。
ローストビーフの調理時間は約20分。そのほとんどがお肉を焼く時間です。
その後の調理はオーブンレンジにお任せ。
また、ローストビーフに合うソースの作り方もお伝えします。
このソースは、ローストビーフ丼にも合いますので、ぜひ一度お試しください。
では、どうぞ!
オーブンレンジで作る簡単ローストビーフ
それでは、オーブンレンジを使ったローストビーフの作り方をお伝えします。
ローストビーフの材料
- 牛のもも肉
- オリーブオイル:適量
- ニンニク:ひとかけ
- 塩:4つまみ
- コショウ:少々
今回は牛のもも肉を500gほど用意しました。
あまり大きいと火が通りにくいので、家庭で作るにはこれくらいの大きさがちょうどいいでしょう。
もも肉の代わりに肩肉でもローストビーフを作ることは出来ますが、オーブンで焼きあがったあとにお肉がばらけ、見た目が悪くなることがあります。
ですので、出来上がりの見た目が”これぞローストビーフ!”を目指したい方は、もも肉を使うことをお勧めします。
ローストビーフの作り方
冷蔵庫からもも肉を取りだしたら室内に1~3時間ほど放置してお肉の温度を室温に戻します。
お肉の温度を室温に戻しておくことがローストビーフを作るときの最大のポイントになりますので、ここはしっかり押さえてください。
もも肉に塩と胡椒を振ります。
お肉が入る容器にオリーブオイルとすりおろしたニンニクを入れます。
そこにお肉を入れ、お肉にオリーブオイルを擦り込み、30分ほど寝かせます。
わたしはGOYAのオリーブオイルがお気に入り。香り、味、価格のバランスがとても良いと思っています。
30分ほど寝かせたら、フライパンを強火にかけ、お肉を焼いていきます。
お肉の全面にきつね色の焼き色が付くまで焼きましょう。
お肉を焼くときは、菜箸を使うよりトングの方が便利ですよ。
お肉の全面に焼き色が付いたらアルミホイルでくるみます。
オーブンレンジの温度を120℃にセットし、余熱をします。
余熱が完了したら、オーブンレンジの中にアルミホイルでくるんだお肉を入れ、25分ほど焼きます。
焼きあがったらお肉は2時間程放置しておきます。
お肉を2時間程放置するのは、余熱でお肉の中に火を通すことと、肉汁を閉じ込めることが目的です。
出来上がりをすぐに確かめたい気持ちを2時間程我慢しましょう!
焼き上がりから2時間程放置したお肉です。
肉汁が出ますが、この肉汁はソースに使いますので、捨てずにとっておきましょう。
では、お肉を切ってみましょう!
いかがですか?
いい感じに仕上がったのではないでしょうか。
ローストビーフ用のソースの作り方
では続けてローストビーフ用のソースの作り方をお伝えします。
ソースの材料
- バルサミコ酢:大さじ3
- 赤ワイン:大さじ2
- しょうゆ:大さじ1
- はちみつ:大さじ2
- ニンニク:小さじ1
- 肉汁:大さじ1~2
- バター:10g
肉汁はローストビーフを作ったときに出たものを使いますが、作り方やお肉によって出る肉汁の量が変わりますので、大さじ1~2とさせていただきます。
ソースの作り方
バター以外の材料を鍋に入れ中火でひと煮立ちさせます。
ひと煮立ちさせた後は弱火で10分ほど煮詰め、とろみを出します。
今回ご紹介するソースは、冷めるととろみが強くなります。
ですので、もう少し煮詰めようかな?と思ったあたりでやめるのがポイントです。
煮詰めているときにアクが出ますので、丁寧に取り除いてください。
最後にバターを余熱で溶かせば完成です。
ソースの保存は、ジップロックの一番小さなコンテナボックスが便利です。
ローストビーフにソースをかけてお召し上がりください。
ローストビーフ丼
今回作ったローストビーフとソースを使って、ローストビーフ丼を作ってみてはいかがでしょうか?
作ると言っても、器にご飯を入れ、その上にローストビーフを乗せる。
最後に温泉卵を乗せれば出来上がりと、”作る”と言えるほどではありませんが。
ただ、温泉卵を作るのがちょっと難易度が高いかもしれません。
卵の茹で加減を間違えると硬くなりすぎたり、逆にゆるすぎたりします。
「温泉卵を釣るくのはちょっと苦手だな」と感じている方は、こちらの”エッグマイスター”がお勧めです。
エッグマイスターを使えば、ボタン一つで誰でも簡単に、失敗することなく温泉卵を作れます。
エッグマイスターは、温泉卵の他に固茹でのゆで卵と半熟卵も作れます。
エッグマイスターを使えば、ゆで卵を作っている鍋が吹きこぼれる心配もありません。
ボタンを押せばあとはほったらかし。
これなら朝の忙しい時でもお弁当用のゆで卵や朝のおかずにゆで卵を安心して作ることができますね。
最後に
いかがでしたか?
ローストビーフって思っていたより簡単に作れませんでしたか?
ローストビーフが簡単に作れることがわかったら、次は、より良い素材を使ってみて下さい。
お肉はもちろん、塩、胡椒、オリーブオイル、ニンニク全てです。
ローストビーフは使う素材も、作り方もシンプルなので、より良い素材を使うだけでローストビーフの味を簡単にアップグレードすることができますよ。
豪華な見た目ですが、オーブンレンジを使うと実は簡単に作れてしまうローストビーフ。
友達や恋人を呼んでの食事の時の一品に加えてみてはいかがでしょうか?
では、皆さんの参考になればうれしいです。