デロンギ全自動コーヒーマシンのなかでマグニフィカシリーズの立ち位置はエントリーからスタンダードモデル。そのため、マグニフィカシリーズには複数のモデルが存在し、その違いが分かりづらいものとなっています。
そこで今回はマグニフィカシリーズの違いを比較表を使って解説します。
今回ご紹介するマグニフィカシリーズは次の通り。
- マグニフィカスタート2024新型(ECAM22062B、ECAM22062W)
- マグニフィカ スタート2023旧型(ECAM22020B、ECAM22020W)
- マグニフィカS(ECAM22112B , ECAM22112W)
- マグニフィカS(コンパクト)(ECAM23120BN , ECAM23120WN)
- マグニフィカS スマート(ECAM25023SB)
- マグニフィカ イーヴォ(ECAM29081TB)
- マグニフィカ イーヴォ(ECAM29064B)
デロンギのマグニフィカシリーズの違いはナニ?と思っている方は続きをぜひご覧ください。きっとあなたにピッタリの全自動コーヒーマシンが見つかるでしょう。
また、満足度が高いデロンギの全自動コーヒーマシンは次の記事でまとめていますので、ご興味のある方はコチラもぜひご覧ください。
デロンギのマグニフィカシリーズをチャート図と一覧表で違いを比較します
デロンギの全自動コーヒーマシンの中でマグニフィカシリーズの位置付けは、エントリーからスタンダードモデル。最初の1台としてはもちろん、コスパを重視される方にぴったりでしょう。
では、デロンギの全自動コーヒーマシン マグニフィカシリーズをチャート図に配置し、さらに一覧表で違いをわかりやすくしてみましたので、チェックしてください。
マグニフィカシリーズのチャート図
マグニフィカシリーズをグレード別にチャート図に配置しました。気になっているモデルがどの位置づけか、ご覧ください。
マグニフィカシリーズの比較一覧表
2024新型 マグニフィカ スタート | 2024新型 マグニフィカ スタート | 2023旧型 マグニフィカ スタート | 2023旧型 マグニフィカ スタート | Amazonで 16%OFF! 12/6まで! マグニフィカS | Amazonで 16%OFF! 12/6まで! マグニフィカS | マグニフィカS (コンパクト) | マグニフィカS (コンパクト) | マグニフィカS スマート | マグニフィカ イーヴォ | マグニフィカ イーヴォ | |
公式サイトでの 口コミ | ー | ー | (5.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | ー | (4.5 / 5.0) | (4.5 / 5.0) | (5.0 / 5.0) | (5.0 / 5.0) |
特記 | 2024年11月発売 | 2024年11月発売 | 2023年11月発売 | 2023年11月発売 | 直営店限定 | 直営店限定 | ー | ー | - | ー | - |
モデル名 | マグニフィカ スタート | マグニフィカ スタート | マグニフィカ スタート | マグニフィカ スタート | マグニフィカS | マグニフィカS | マグニフィカS (コンパクト) | マグニフィカS (コンパクト) | マグニフィカS スマート | マグニフィカ イーヴォ | マグニフィカ イーヴォ |
型番 | ECAM22062B | ECAM22062W | ECAM22020B | ECAM22020W | ECAM22112B | ECAM22112W | ECAM23120BN | ECAM23120WN | ECAM25023SB | ECAM29081TB | ECAM29064B |
ラテクレマ™ システム | |||||||||||
コーヒー メニュー | 2種類 ・エスプレッソ ・カフェ・ジャポーネ | 2種類 ・エスプレッソ ・カフェ・ジャポーネ | 3種類 ・エスプレッソ ・スペシャリティ ・カフェ・ジャポーネ | 3種類 ・エスプレッソ ・スペシャリティ ・カフェ・ジャポーネ | 2種類 ・エスプレッソ ・カフェ・ジャポーネ | 2種類 ・エスプレッソ ・カフェ・ジャポーネ | 2種類 ・エスプレッソ ・カフェ・ジャポーネ | 2種類 ・エスプレッソ ・カフェ・ジャポーネ | 3種類 ・エスプレッソ ・スペシャリティ ・カフェ・ジャポーネ | 3種類 ・エスプレッソ ・スペシャリティ ・カフェ・ジャポーネ | 2種類 ・エスプレッソ ・カフェ・ジャポーネ |
ミルク メニュー (自動) | 1種類 カプチーノ | 1種類 カプチーノ | 手動 | 手動 | 手動 | 手動 | 手動 | 手動 | 手動 | 3種類 ・カプチーノ ・ラテマキアート ・マイラテ | 2種類 ・カプチーノ ・マイラテ |
豆の挽き具合の 調整 | |||||||||||
抽出温度の 調整 | |||||||||||
水硬度の設定 | |||||||||||
ウォーター フィルター | |||||||||||
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マグニフィカシリーズを解説
それでは、マグニフィカシリーズ各モデルの詳細を解説しましょう。
マグニフィカ スタート2024新型(ECAM22062B、ECAM22062W)
マグニフィカ スタート(ECAM22062B/W)は2024年11月に発売されたマグニフィカシリーズの最新モデル。
この後ご紹介する2023旧型マグニフィカスタートとの違いは次の3つ。
- ラテクレマ™システム
- メニュー
- 価格
詳しくは次の記事で解説していますので、気になった人はチェックしてください。
- 最新モデルの全自動コーヒーマシンを使いたい人
- カプチーノは全自動でお手軽に作りたい人
- 全自動メニューの多いモデルが欲しい人
→ マグニフィカ イーヴォ(ECAM29081TB)
型番:ECAM22062B(ブラック) ECAM22062W(ホワイト)
ラテクレマ™システム:搭載
豆の挽き具合の調整:あり
抽出温度の調整:あり
水硬度の設定:あり
ウォーターフィルター:あり
コーヒーメニュー:2種類
ミルクメニュー(ラテメニュー):1種類
マグニフィカ スタート2023旧型(ECAM22020B、ECAM22020W)
マグニフィカ スタート(ECAM22020B/W)は2023年11月に発売。マグニフィカシリーズの中でタッチパネルを採用しているのは、このマグニフィカ スタート2023旧型(ECAM22020B/W)と先にご紹介した2024新型マグニフィカスタート(ECAM22062B/W)だけです。
コーヒーメニューの数、機能、価格の3つのバランスが取れたコストパフォーマンスの高いモデルの一つです。
- ミルクメニューは必要ない人
- コーヒーメニュー数と価格のバランスを気にする人
- ミルクメニューが欲しい人
→ マグニフィカ イーヴォ(ECAM29081TB)
型番:ECAM22020B(ブラック) ECAM22020W(ホワイト)
ラテクレマ™システム:×
豆の挽き具合の調整:あり
抽出温度の調整:あり
水硬度の設定:あり
ウォーターフィルター:あり
コーヒーメニュー:3種類
マグニフィカS(ECAM22112B , ECAM22112W)
マグニフィカSはデロンギ全自動コーヒーマシンのエントリーモデル。
ラテクレマ™システムを搭載していないのでミルクメニュー(ラテメニュー)は手動で作る必要がありますが、その分おとくな価格設定になっています。
マグニフィカSは
- ブラック(ECAM22112B)
- ホワイト(ECAM22112W)
の2色展開。なお、マグニフィカSは直営店限定モデルとなっています。
- 全自動コーヒーマシーンを試してみたい人
- ミルクメニューが欲しい人
→ マグニフィカ イーヴォ(ECAM29064B)
型番:ECAM22112B(ブラック) ECAM22112W(ホワイ)
ラテクレマ™システム:×
豆の挽き具合の調整:あり
抽出温度の調整:×
水硬度の設定:あり
ウォーターフィルター:×
コーヒーメニュー:2種類
マグニフィカS(コンパクト)(ECAM23120WN , ECAM23120BN)
マグニフィカ S(コンパクト)(ECAM23120BN , ECAM23120WN)は抽出温度の調整が可能なエントリーモデル。
コーヒーメニューの数はマグニフィカS(ECAM22112B , ECAM22112W)と同じ。ただし、マグニフィカSは抽出温度の調整ができません。
- よりコーヒーの味を楽しみたい人
(ウォーターフィルター付き)
- ミルクメニューが欲しい人
→ マグニフィカスタート2024新型(ECAM22062B/W)
型番:ECAM23120BN(ブラック) ECAM23120WN(ホワイ)
ラテクレマ™システム:×
豆の挽き具合の調整:あり
抽出温度の調整:あり
水硬度の設定:あり
ウォーターフィルター:×
コーヒーメニュー:2種類
マグニフィカS スマート(ECAM25023SB)
マグニフィカS スマート(ECAM25023SB)はマグニフィカシリーズの中でミドルクラス。
ラテクレマ™システム(ミルクメニュー)を搭載していないマグニフィカシリーズに限れば、トップモデルになります。
このマグニフィカS スマート(ECAM25023SB)、コスパが良くないのが最大のデメリット。
しかし、楽天市場で大型セールが開催されるとビックリする割引率で、マグニフィカシリーズの最安値マグニフィカS(ECAM22112B , ECAM22112W)とほとんど価格差がなくなる時があります。
マグニフィカS スマート(ECAM25023SB)を狙うなら、楽天市場の大型セールで値引き率が高い時がオススメです。
- 高級感あるデザインにこだわる人
- コスパを重視する人
→ マグニフィカ スタート(ECAM22020B) - ミルクメニューが欲しい人
→ マグニフィカ イーヴォ(ECAM29081TB)
マグニフィカ イーヴォ(ECAM29081TB)
マグニフィカ イーヴォ(ECAM29081TB)はラテクレマ™システムを搭載したモデル。
ラテクレマ™システムを搭載することで3種類のコーヒーメニューのほかに3種類のミルクメニューをボタンひとつで作ることができます。
- コーヒーメニューもミルクメニューも全部欲しい人
- 買った後に後悔したくない人
- ミルクメニューは必要ない人
→ マグニフィカ スタート(ECAM22020B) - コスパにこだわるけど、ミルクメニューも欲しい人
→ マグニフィカ イーヴォ(ECAM29064B)
型番:ECAM29081TB
ラテクレマ™システム:搭載
豆の挽き具合の調整:あり
抽出温度の調整:あり
水硬度の設定:あり
ウォーターフィルター:あり
コーヒーメニュー:3種類
ミルクメニュー(ラテメニュー):3種類
マグニフィカ イーヴォ(ECAM29064B)
マグニフィカ イーヴォ(ECAM29064B)はコーヒーメニューが2種類、ミルクメニュー(ラテメニュー)が2種類のテレクレマシステムが搭載されたエントリーモデル。
上でご紹介したマグニフィカ イーヴォ(ECAM29081TB)の下位モデルに当たります。
ECAM29064XBと、ECAM29064Bに酷似した型番のイーヴォがあります。
この2つ、機能は全く同じ。
違いは、ECAM29064XBが欧州RoHS指令に適合していること。欧州RoHS指令とは、EUでの電気・電子機器の化学物質規制です。
そのため、ECAM29064XBはECAM29064Bより少し高めの価格設定となっています。
- コスパにこだわるけど、ミルクメニューも欲しい人
- コーヒーメニューもミルクメニューもこだわる人
→ マグニフィカ イーヴォ(ECAM29081TB) - ミルクメニューは必要ない人
→ マグニフィカ スタート(ECAM22020B)
型番:ECAM29064B
ラテクレマ™システム:搭載
豆の挽き具合の調整:あり
抽出温度の調整:×
水硬度の設定:あり
ウォーターフィルター:あり
コーヒーメニュー:2種類
ミルクメニュー(ラテメニュー):2種類
デロンギの全自動コーヒーマシンは型番の確認が必須!
デロンギの全自動コーヒーマシンは”型番”の確認が必須。
例えば”マグニフィカ イーヴォ”は次の2モデルがあります。
この2つのモデルは同時期に発売され、ボディーカラーが若干違いますが見た目はほぼ同じ。よく見るとボタンの数が違いますが、気がつく方は少ないでしょう。この2つのモデルの違いはコーヒーメニューとミルクメニュー(ラテメニュー)の数と抽出温度調整の有無です。
また、”マグニフィカS(ECAM22112B , ECAM22112W)”と”マグニフィカS(コンパクト)(ECAM23120BN , ECAM23120WN)”は、どちらも”マグニフィカS”と記載されることもあるのです。
このため、”型番”をしっかりチェックしないと購入に失敗するので注意が必要です。
もう迷わない、マグニフィカの違い
どのマグニフィカにするか迷った時は、次の4つを順にチェックすれば、あなたにぴったりのマグニフィカに出会えるでしょう。
- ミルクメニューを自動で作りたいか
- ウォーターフィルターが必要か
- コーヒーメニューが3種類必要か
- 抽出温度の調整が必要か
ミルクメニューを自動で作りたいか
カフェラテやラテマキアートなどのミルクメニューを自動で作りたいのなら、次の3モデルから選ぶといいでしょう。
この『マグニフィカイーヴォ』と同じ名前のモデルが存在しますが、この2つのマグニフィカイーヴォの大きな違いは
- コーヒーメニューとミルクメニューの数
- 抽出温度の調整ができるか、できないか
詳しくは次の記事でまとめていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
ウォーターフィルターが必要か
ウォーターフィルター(軟水化フィルター)の役目は次の2つ。
- マシン内部への石灰分の付着を軽減し、除石灰作業の頻度を少なく
- コーヒー豆の持つ風味が感じやすくなる
ウォーターフィルター(軟水化フィルター)は水道水に含まれるミネラルを除去し、マシン内部に付着する石灰分を軽減してくれます。石灰分を軽減することにより、面倒な除石灰作業の頻度を少なくすることができます。
また、一般的に、ミネラル分はコーヒーの味わいを変化させる性質があります。ミネラル分の少ない軟水は、ミネラル分の多い硬水に比べ、コーヒー豆の持つ風味が感じやすいとされているので、よりコーヒーを楽しみたい方は、ウォーターフィルター(軟水化フィルター)は付いていた方が満足度はより高くなるでしょう。
ウォーターフィルターが付いているモデルは次の4つです。
- マグニフィカスタート2024新型(ECAM22062B、ECAM22062W)
- マグニフィカ スタート2023旧型(ECAM22020B、ECAM22020W)
- マグニフィカS スマート(ECAM25023SB)
- マグニフィカイーヴォ(ECAM29081TB)
- マグニフィカ イーヴォ(ECAM29064B)
コーヒーメニューが3種類必要か
より多くのコーヒーメニューを楽しみたいのなら、最大3種類のコーヒーメニューが楽しめる次の3つのモデルから選ぶといいでしょう。
抽出温度の調整が必要か
抽出温度にこだわれば、よりエスプレッソを楽しむことができるでしょう。
抽出温度の調整ができるモデルは次の6つです。
- マグニフィカスタート2024新型(ECAM22062B、ECAM22062W)
- マグニフィカ スタート2023旧型(ECAM22020B、ECAM22020W)
- マグニフィカ S(コンパクト)(ECAM23120WN・ECAM23120BN)
- マグニフィカS スマート(ECAM25023SB)
- マグニフィカイーヴォ(ECAM29081TB)
- マグニフィカ イーヴォ(ECAM29064B)
まとめ:デロンギ全自動コーヒーマシン マグニフィカシリーズを比較!〜スタート・S・コンパクト・スマート・イーヴォの違いを解説〜
デロンギ全自動コーヒーマシンのなかでマグニフィカSを含むマグニフィカシリーズは複数のモデルが存在し、その違いが分かりづらいものとなっています。
今回ご紹介したマグニフィカシリーズは次の通り。
- マグニフィカスタート2024新型(ECAM22062B、ECAM22062W)
- マグニフィカ スタート2023旧型(ECAM22020B、ECAM22020W)
- マグニフィカS(ECAM22112B , ECAM22112W)
- マグニフィカ S コンパクト(ECAM23120BN , ECAM23120WN)
- マグニフィカS スマート(ECAM25023SB)
- マグニフィカ イーヴォ(ECAM29081TB)
- マグニフィカ イーヴォ(ECAM29064B)
また、満足度が高いデロンギの全自動コーヒーマシンは次の記事でまとめていますので、ご興味のある方はコチラもぜひご覧ください。
では、皆さんの参考になればうれしいです。