【本音レビュー】シャープ除湿機 CV-T190/CV-U190の実力を徹底検証!パナソニック(エコ・ハイブリッド式)と比較して選んだ理由
梅雨や夏のジメジメ、部屋干しの生乾き臭に悩み、シャープの除湿機「CV-T190(新型:CV-U190)」の購入を検討していませんか?
「パナソニックのエコ・ハイブリッド式とどっちが良い?」「電気代や作動音はうるさくない?」など、あと一歩のところで迷っている方も多いはず。
結論から言うと、梅雨〜夏場の湿気対策がメインなら、本体+電気代のトータルコストが安く、除湿力とタンクの扱いやすさが抜群なシャープを選んで間違いありません。
本記事では、実際に購入して毎日使い倒している筆者が、パナソニック(F-YEX120B)との詳細な比較や電気代シミュレーション、使って実感した「神ポイント」から「購入前のリアルな注意点」まで本音でレビューします。
シャープ CV-T190(CV-U190)を選んだ理由とスペック比較
シャープの除湿機CV-T190と比べたのはパナソニックのエコ・ハイブリット除湿機F-YEX120B。
わたしが除湿機を使うシチュエーションと、この2機種で比較したのは次の通り。
- 梅雨〜夏場の除湿に使用
- 最新モデルにはこだわらない
- 5年後、本体価格+(電気代)でどちらが安いか
- できるだけ静かなモデル
この条件で比べると、以下の理由でシャープのの除湿機CV-T190選びました。
コンプレッサー式 (シャープ)vs エコ・ハイブリッド式(パナソニック)5年後に安いのはどっち?
シャープのCV-T190はコンプレッサー式の除湿機。一方、パナソニックのF-YEX120Bは独自のエコ・ハイブリッド方式。
一般的なコンプレッサー式は冬場が苦手。室温が低いと冷却器が凍りやすく、霜取り運転が増えて能力が落ちてしまうからです。これに対しパナソニックのエコ・ハイブリッド方式は、風路を制御することで冷却器の凍結を防ぐことが可能。これにより1年中能力を発揮することができるのです。
しかし、わたしが除湿機を使いたいのは梅雨〜夏場のみ。冬の使用は想定していません。そのため、コンプレッサー式でもエコ・ハイブリッド方式でもどちらでも良いことになります。
一般的なコンプレッサー式は消費電力が低いことも特徴の1つ。だた、パナソニックのエコ・ハイブリットは、コンプレッサー式の更に上を行く省エネを実現。
両メーカーの公表値は次の通りで、パナソニックのF-YEX120Bは電気代の安さが光ります。
| シャープ CV-T190 | パナソニック F-YEX120B | |
|---|---|---|
| 消費電力 (衣類乾燥) | 50Hz:300W 60Hz:340W | 50Hz:205W 60Hz:225W |
| 1時間あたりの電気代のめやす (衣類乾燥)※ | 50Hz:9.3円/h 60Hz:11円/h | 50Hz:6.4円/h 60Hz:7.0円/h |
※全国の電力目安単価(公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会)31円/kWh(税込)で試算
では、実売価格はどれくらいでしょうか。大手ECサイトを調べてみると(2026.8時点)次のとおりでした。
- シャープ CV-T190:約41,000円
- パナソニック F-YEX120B:約69,000円
シャープのCV-T190は2025年モデルとすでに型落ちしていることもあってか、パナソニックのF-YEX120Bとの価格差は約28,000円を大きく差がつきました。
電気代は安いが本体価格の高いパナソニック。本体価格は安いが電気代の高いシャープ。5年後の本体価格と電気代の合計でどちらが安くいでしょうか?
5月から9月まで1日中除湿機を動かすとして試算してみましょう。
※60Hz地域で試算
| 電気代 | 本体価格 | 5年後の合計金額 | |
|---|---|---|---|
| シャープ CV-T190 | 33,000円 (11円/h × 24h × 152日) | 41,000円 | 74,000円 |
| パナソニック F-YEX120B | 25,536円 (7円/h × 24h × 152日) | 69,000円 | 94,536円 |
御覧の通り20,000円以上シャープのCV-T190が安い結果となりました。
こうやって比べてみると電気代の差(年間だと約1,500円の差)はさほど大きくなく、本体価格の差が大きく影響することが分かります。
シャープ CV-T190とパナソニック F-YEX120B 性能が高いのはどっち?結論:シャープ CV-T190の勝利
次に、シャープのCV-T190とパナソニックのF-YEX120Bとでは、性能が高いのはどっちか、両メーカーの公表値を基に検証してみましょう。
| シャープ CV-T190 | パナソニック F-YEX120B | |
|---|---|---|
| 除湿可能面積の目安 (木造住宅~コンクリート住宅) | 50Hz:21~42畳(34~69㎡) 60Hz:23~47畳(39~77㎡) | 50Hz:13~27畳(22~44㎡) 60Hz:16~32畳(26~52㎡) |
| 定格除湿能力 | 50Hz:16.5L/日 60Hz:18.5L/日 | 50Hz:10.5L/日 60Hz:12.5L/日 |
| 衣類乾燥時間 | 約74分 | 90分 |
| 運転音(dB)(50Hz/60Hz) | 強:42/42 弱:37/37 | 強:49/49 弱:37/37 |
| タンク容量 | 約4.5L | 約3.2L |
御覧の通り、すべての項目でシャープのCV-T190が上回っています。
旧型 CV-T190 と新型 CV-U190 の違い:実は同じ性能
では、旧型 CV-T190(2025年モデル)と新型 CV-U190 (2026年モデル)の違いは何でしょうか?実は、下の表の通り性能は全く同じなのです。
| 旧型(2025年モデル) CV-T190 | 新型(2026年モデル) CV-U190 | |
|---|---|---|
| 除湿方式 | コンプレッサー方式 | コンプレッサー方式 |
| 定格除湿能力 | 50Hz:16.5L/日 60Hz:18.5L/日 | 50Hz:16.5L/日 60Hz:18.5L/日 |
| 衣類乾燥時間 | 約74分 | 約74分 |
| 運転音(dB)(50Hz/60Hz) | 強:42/42 弱:37/37 | 強:42/42 弱:37/37 |
| 排水タンク容量 | 約4.5L(感動タンク) | 約4.5L(感動タンク) |
| 外形寸法(mm) | 幅359×奥行248×高さ665 | 幅359×奥行248×高さ665 |
| 質量(kg) | 約16.9 | 約16.9 |
| 参考:実売価格 (2026.8時点) | 約41,000円 | 約52,000円 |
新型 CV-U190と旧型 CV-T190のどちらを狙うべきか、判断方式でまとめると次の通り。
- 新型 CV-U190を狙ったほうがいい人
- 「新しい型番であること」に価値を感じる人
- 旧型 CV-T190を狙ったほうがいい人
- 旧型にこだわらない人
- 性能が同じなら価格が安いほうがいい人
一般的に旧型でも在庫が少なくなるについれ値上がる傾向があります。旧型 CV-T190を狙っている人は後悔しないためにも早めの購入がおすすめです。
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【使って実感】CV-T190のここが「神」!3つの高評価ポイント
ネットの情報や店頭で触っただけではわからない、実際に使って実感したCV-T190のここが「神」だと感じた3つの高評価ポイントをお伝えします。
1.カタログスペック通りの圧倒的な除湿能力
わたしが住んでいる新築・エネルギー消費性能4・断熱性能6の優良アパート。

梅雨が開け始めた頃から何故か湿度が上がり始め、8月上旬には驚きの80%超え。

そんなアパートでシャープの除湿機CV-T190はカタログスペック通りの圧倒的な除湿能力を発揮。
18.5L/日(60Hz地域)の定格除湿能力は間違いなく本物で、カタログスペック通り4.5Lの排水タンクを約6時間で満タンにしてしまいます。
しかし、除湿能力が高いのも考えもので、就寝直前に排水タンクをカラにしても起きたときには満タンで除湿がストップしていることも。
もう少し排水タンクが大きければ、とも思ったのですが、4.5Lの排水タンクでも満水時にはタンクと合わせると5kg超え。シンクや洗面台に持ち上げることを考えると力の弱い方には限界に近い重さでしょう。そう考えると、4.5Lの排水タンクは除湿能力とのバランスが取れた容量ではないでしょうか。
2.排水タンクの扱いやすさが神レベル
店頭でパナソニックのF-YEX120Bを実際に触りましたが、排水タンクの扱いやすさはシャープのCV-T190が二歩、いや三歩リード。まさに神レベルの扱いやすさ。
まず、ハンドルの作りが神レベル。
パナソニックのF-YEX120Bを含めた多くの除湿機で排水タンクの水を捨てるときは、まずタンクの取っ手を掴んで引き出し、引き出した後にタンクのハンドルを掴み直して持ち上げると2つの動作が必要です。

しかし、シャープのCV-T190のタンクの取っ手がハンドルを兼ねているので、排水タンクを引き出す、持ち上げるが一つの動作で完結してしまうのです。

それで?と思うかもしれませんが、一度使ってみると神レベルの扱いやすさだと気付かされるはず。他のモデルには戻れない体になってしまいます。
さらにこのハンドル、手を離してもタンクにくっつくまで倒れません。手を入れえる隙間が残るのです。

お陰で一度手を離してもハンドルを掴み直すのがとても簡単。地味だけど神レベルの扱いやすさです。
そして排水タンクはフタ付き。

満水でも持ち運ぶときに水が飛び散ることがありません。
しかもこのフタ、排水時には勝手に開いてくれます。

フタがあるだけでもありがたいのに、そのフタが勝手に開くなんて、まさに神レベルの扱いやすさ。
この排水タンクの扱いやすさだけでもCV-T190を選ぶ価値十分アリです。
3.重い本体をラクに動かせる360°移動キャスター
CV-T190は約17kgとなかなかの本体重。移動させるに苦労するのでは?と思うかもしれませんが、そこはご安心を。
キャスターが取付けられているおかげで約17kgの重たい本体も持ち上げることなく移動が可能。
しかもこのキャスター、左右だけ、前後だけ、ではなく360°動くタイプ。その動作はとても軽く、指一本で軽々移動が可能です。

排水タンクの取り外しを考えると壁際に置くのはやめたほうがいい?、そんなことを考える必要は一切ありません。
【購入前の注意点】知っておくべき4つのリアルな使用感
ここからは購入者だから知っている、購入前に知っておいてほしい注意点を4つお伝えします。
1.作動音のリアル:「ちょっと古めのビジネスホテルの冷蔵庫」のような唸り音(寝室での利用には注意)
CV-T190がコンプレッサー式であることは先のお伝えしたとおり。
コンプレッサー式電化製品の代表格と言えば冷蔵庫。そうです、CV-T190はまさに冷蔵庫の音がするのです。ちょっと古めのビジネスホテルにある小さな冷蔵庫。まさにあの音です。
うるさいかと聞かれると、うるさくはない。でも、静かでもない。個人的にはそのように感じる音の大きさ。
そもそも、うるさく感じる音の大きさは人によっと大きく違います。それに、甲高い音が苦手な人がいたり低い唸るような音が苦手な人もいたりで感じ方は人によって千差万別。こればかりは実際に体験してもらう他ないかもしれません。
ただ、メーカーが謳ってる「図書館よりちょっとうるさいくらいです」にはちょっと疑問が残ると個人的に感じています。

そのため、寝室で利用するには注意したほうがよさそうです。
2.室温上昇:室温26度でも吹き出す風はやや暖かく感じる
吹き出す風は暖かく、室温26度でもその温かさを感じるほど。
一般的にコンプレッサー式の温度上昇はわずかと言われていますが、「わずか」とは言い難いかもしれません。正確に温度を測ってはいませんが、除湿機の周りは明らかに暖かく感じます。
そのため、夏場の温度上昇には気を配る必要がありそうです。
3.送風のクセ:ルーバーの構造上、風は主に背面方向へ
衣類を効率的に乾燥させるためか、送風は主に背面方向へ。
そのため壁際に置いて室内全体を除湿するにはちょっと工夫が必要です。
上下風向を「真上」に。

するとルーバーは下の写真の範囲で動き続けます。

ルーバーが動き続けるのが気になる場合は「真上」の状態から上下方向ボタンを2回押し。どのランプも消灯しルーバーも停止します。

ただし、思った位置でルーバーを止めるには慣れが必要。
いずれにしろ、部屋全体を除湿するにはサーキュレーターを併用するのがおすすめです。
4.連続排水の条件:本体裏のホース設置ルート(お風呂場や排水口への高低差)を確保できるか要確認
使えたら便利だけど、思いの外難易度が高いのが連続排水。
難易度を高くする要因は排水場所の確保。排水場所はCV-T190を設置した床面以下が条件。もちろんホースを繋ぐので、ホースがじゃまにならない場所も条件になります。
洗濯機の排水ホースを分岐するパーツを使う方法もあるようですが、果たして洗濯機のそばに置いて効率的に除湿できるか、疑問が残るところ。
中には壁にホースを通す穴を開けた猛者もいらっしゃるようですが、賃貸住宅では絶対に不可能。
わたしも連続排水に惹かれた一人ですが、排水場所を確保できず諦めてしまいました。
どんな人におすすめ?シャープ除湿機 CV-T190/CV-U190:購入判断のチェックリスト
購入後に「こんなはずじゃなかった!」後悔しないよう、おすすめする人、見送ったほうがいい人を整理しましたのでご覧ください。
こんな人な間違いなくおすすめ!
- コスパと電気代を抑えて大容量の除湿をしたい人
- 排水タンクの毎日の手入れを一番ラクにしたい人
- 主に梅雨〜秋口の部屋干し・湿気対策に使いたい人
\在庫が無くなる前に価格をチェック!/
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こんな人は見送ったほうが良さそう
- 就寝中に枕元で無音運転させたい人
- 真冬の結露対策メインで使いたい人(デシカントやハイブリッド推奨)
まとめ:【本音レビュー】シャープ除湿機 CV-T190/CV-U190の実力を徹底検証!パナソニック(エコ・ハイブリッド式)と比較して選んだ理由
今回は、シャープの大容量コンプレッサー式除湿機「CV-T190 / CV-U190」をパナソニック(F-YEX120B)と比較しながら本音でレビューしました。
CV-T190 / CV-U190のポイント
- 圧倒的な除湿力:湿度80%超の部屋でも4.5Lタンクが約6時間で満水になるハイパワー
- 神レベルの排水タンク:引き出し・持ち運び・水捨てが1アクションで完結するストレスフリー設計
- 360°キャスター:約17kgの重量ボディも指一本でスイスイ移動可能
- トータルコスパの高さ:5年間の維持費(本体+電気代)でパナソニックより2万円以上お得
作動音(ビジホの小型冷蔵庫のような唸り音)や室温上昇といったコンプレッサー式特有のクセはありますが、「梅雨〜夏の湿気・部屋干しストレスから一刻も早く解放されたい」「毎日の水捨てをラクにしたい」なら、間違いなく買って後悔しない1台です。
なお、旧型(CV-T190)と新型(CV-U190)の中身・性能は全く同じです。旧型は市場の在庫が減ると価格が上がってしまうため、安く手に入れたい方は在庫がある今のうちにチェックしておくことをおすすめします。