ELECOMのトラックボール“M-DPT1MRXBK(M-DPT1MRBKも同じ?)”を購入しました。
トラックボールなどのデバイスは使う人の体格(手の大きさ)や使い方(癖)によって合う・合わないが大きく分かれてしまいますが、わたしにとってELECOMのトラックボール“M-DPT1MRXBK”は持ちやすくボタンの位置も適切で使い勝手の良いものでした。
ただ、ボールの動きがほんの少し滑りが悪く感じました。
動き始めにほんの少し引っ掛かっりが有り、小さなエリアを指したくてもポインターが一気に動いて行きすぎたりするのが残念だと思っていました。
引っ掛かりを改善するために滑りの良い交換用ボールを探したのですがM-DPT1MRXBKのボールサイズは44㎜と珍しい大きさのため見つけることが出来ませんでした。
そこで、ダメもとでボールの表面を滑らかにするためにコンパウンドで磨いてみたらこれがびっくりするくらい大正解で、滑りが大変良くなりました。
そこで今回は滑りを良くするために行った具体的な方法をお伝えしたいと思います。
また、エレコムのM-DPT1MRXBK以外のトラックボールにも応用できると思いますので、ボールの滑りに不満を抱えている方は、是非参考にしてください。
滑りを改善するために使った道具
では、今回使用した道具のご紹介です。
- 超極細繊維クリーニングクロス
- 超微粒子コンパウンド 3M ハード・2

磨き用のクロスですが、フェイスタオルやキッチンペーパーは決して使用しないでください。
信じられないかもしれませんが、フェイスタオルやキッチンペーパーで磨くと極小のキズが入ってしまいます。
極小のキズや凸凹を除去するために超微粒子コンパウンドを使いますが、その意味が全くなくなってしまいます。
コンパウンドは3Mのハード・2がお勧めです。
超微粒子なのに切削力が強いので作業が短時間で終わります。
またノンシリコンなので磨き終わった後油分を洗い流す必要が無いのもお勧めのポイントです。
ちなみに3Mのコンパウンドはハード・2の他に
- 細めのエフ・1
- 極細めのハード・1
があります。

滑りを良くする方法
続いて作業方法ですが、これは非常に簡単です。
少量のコンパウンドを超極細繊維クリーニングクロスに取り出し、ボールをひたすら磨くだけです。

まんべんなくボールを磨いていきます。
力を入れる必要はありません。
時々コンパウンドをつけたしながら磨きます。
時間にして15分程度は磨きましょう。
最後にボールに残っているコンパウンドを綺麗に拭き取ったら終了です。
注意事項
本体に戻した直後のボールの動きは非常に悪いと思います。
キュッキュッとした動きをしているはずです。
これはボールの油分が無くなったのが原因です。
使っているとホコリや手の油が付いて自然と動きが良くなってきますので、しばらくは我慢して使用する必要があります。
まとめ
しばらく使っていると動きが滑らかになってきたはずです。
以前のような滑りの悪さや引っ掛かりは大きく改善されているはずです。
使用するコンパウンドは、エレコムのM-DPT1MRXBKであれば3Mのハード・2だけで良いと思います。
もし他のトラックボールでハード・2を使っても改善が見られないのであればハード・1やエフ・1を使ってみることもいいかもしれません。
では、みなさんの参考になれば嬉しいです。