わが家には猫が3匹います。
そのため、猫用のトイレは4個を設置。
それだけトイレがあればにおいがきつくない?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、思いのほか、そんなことはありません。
わたし、年中鼻炎ですがにおいには意外と敏感です(^^;)
そんなわたしがお伝えする、トイレ、特にトイレの砂のお話です。
わが家の猫のトイレ
わが家の猫たちが使っているトイレですが、花王のニャンとも清潔トイレです。
通常はこれに、同社の脱臭・抗菌マットと脱臭・抗菌チップを合わせて使うと思いますが、わが家では脱臭・抗菌チップの代わりに、次に紹介する砂を使っています。
トイレの砂
わたしの猫たちが使っているトイレの砂は、パインウッドで出来た砂です。
100%天然木からできていて、水分を吸うとおがくず状になります。
ニャンとも清潔トイレは砂を入れる部分がスノコ状になっているので、おがくず状になった砂は付属のスコップでガサガサすると下に落ちます。
そのため、おしっこが固まる砂のように毎回取り除く必要がないので、トイレ掃除が少し楽になります。
また、この砂、面白くて、猫がおしっこをすると木の香りがホンワカとするんです。
花王の脱臭・抗菌チップも水分を含むと木の香りがしますが、それ以上に香ります。
おそらく、水分を吸うとおがくずじょうになるので、余計に香りが出やすいのでしょう。
香りはホームセンターの木材置き場のそばを通た時の香りに近いでしょうか。ただし、木材置き場のヤニ臭さ?薬品臭さ?が無く、純粋に木材の香りです。
脱臭・抗菌チップを使わずにパインウッドのトイレの砂を使うメリットは、花王の脱臭・抗菌チップは水分をほぼ吸いませんが、この砂はマットと併せて水分を吸ってくれるので、
- 消臭効果が高い
- 水分をそこそこ吸い取ってくれるので、マットがべちゃぺちゃになりにくい
の2つです。
ただデメリットもあって、水分を吸うとおがくず状になるのですが、その水分が乾燥すると今度はおがくずがホコリとなって空中に舞いやすくなってしまうのです。
このようにメリットを感じているパインウッドのトイレの砂ですが、楽天のふるさと納税のサイトをうろついているときに、この砂に似たような砂があって、ちょっと気になったので取り寄せてみました。
比べてみました
今回取り寄せた(取り寄せたというか、ふるさと納税の返礼品として頂いた)トイレの砂は、岐阜県揖斐川町が返礼品として用意しているヒノキの木製猫砂 いびペレです。
揖斐川町産のヒノキ間伐材を主原料とした天然間伐材(スギ・ヒノキ)100%の木製猫砂で、日本最大級の保護猫カフェ「NECO REPUBLIC」でも使用されているそうです。
この砂、楽天市場のショップ「NECO REPUBLIC」でも取り扱っています。
ちなみに、ふるさと納税のだと一袋35L とチョー大量(米が30㎏入る袋にドーンと入って届きます)ですが、「NECO REPUBLIC」だと一袋7Lと猫1匹で1か月分くらいの量で販売されています。
まずは、パインウッドのトイレの砂の色とサイズの違いをご覧ください。
向かって左側がヒノキの木製猫砂、右側がパインウッドの砂です。
どちらの砂も長さにばらつきがあるのですが、大体平均的な長さのものをピックアップして比べています。
ヒノキの木製猫砂の方が色が黒く、約1㎜ちょっと太いですね。
長さはどちらもほぼ同じでしょうか。
では、水分の給水具合を比べてみましょう。
小さな皿に水を入れ、その中に砂を入れました。
向かって左側がヒノキの木製猫砂、右側がパインウッドの砂です。
1分後の状態です
2分後
3分後
4分後
5分後
5分経ったものを指で少し押しつぶしてみました。
少しわかりにくいですが、吸水性についてはパインウッドの砂の方が上です。
また、5分経ったのちに指で押した感覚は、パインウッドの砂の方が柔らかく感じました。
使ってみての感想
いまは猫たちのトイレの砂お試し期間ということで、ヒノキの木製猫砂とパインウッドの砂とを半々に混ぜた状態で使用しています。
この状態での感想ですが、
におい:木の香りの強さはパインウッドの砂だけの時とほぼ変わりなし。おしっこをした後のにおいも、パインウッドの砂だけの時とほぼ変わりなし。ウンチも、猫たちが砂をかけてちゃんと隠してくれれば、ウンチをしたことに気が付かないくらい匂わない。
砂の吸水性:パインウッドの砂だけの方が良い。その証拠に、マットの濡れ具合が多くなった。
おがくずの量:パインウッドの砂だけの時より減った。
このことから、においについてはほぼ同等の性能。吸水性と発生するおがくずの量は相反するものだと思うので、トータルで見るとほぼ同等、といった感じでしょうか。
また、ヒノキの木製猫砂は発生するおがくずの量が少ないせいか、空中に漂うホコリの量が減ったように感じますので、その点はいい評価です。
ただ、デメリットとしては、色がパインウッドの砂より黒いので、小さくなったウンチを発見しずらくなってしまいました。
最後に
これからもう少し様子を見る必要はありますが、猫たちに気に入ってもらえれば、ヒノキの木製猫砂に切り替えていこうと思っています。
「NECO REPUBLIC」ではこのような商品の売上金によって捨てられた猫や殺処分を待つ猫の保護活動をされています。
猫を飼っているわたしとしては、そのような子たちが少しでも減ってくれればうれしいな、と思うわけです。
だからと言って、寄付を収めるのはちょっとあれですので、このような商品を買うことによって少しでもお役に立てればうれしいな、と思うわけです。
とういうことで、皆さんの参考になれば幸いです。