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【修理してみた】ゼンハイザー MKE 200~音が出ないのは断線が原因でした~

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Insta360で録音用に使っているゼンハイザーのコンデンサーマイクMKE 200。

録画をチェックすると音声が入っていません。なんの前触れもなく壊れてしまいました。

分解してみると故障の原因は断線。MKE 200の断線は少なく無い故障のようです。

ではこの後断線箇所をお伝えするとともに修理方法を解説します。

こんな人は修理をお願いするか買い替えを
  • ハンダ付けに自信がない
  • ハンダコテやドルクスドライバーを持ってない

MKE 200の音が出ない原因は断線でした

ゼンハイザー MKE 200から音が出なくなりました。前兆は全くなし。

分解してみると音が出ない原因は断線でした。

細い配線がフローティングマウントされたマイクに取り付けられているので、ハンダ付けされた配線の根本が振動により劣化し破断したようです。

検索してみると同じ故障を多く見かけますので、設計?施工?が適切でない可能性もありますね。

ゼンハイザー MKE 200の断線の修理方法を解説

では、ゼンハイザー MKE 200の断線の修理方法を解説します。

ハンダを付け直せば修理完了なのですが、さすがドイツのゼンハイザー。ビスの頭が全てトルクスです。しかも3種類のトルクスドライバーが必要。

ハンダゴテを持っていない人はもちろん、トルクスドライバーを持っていない人は修理に出すか買い替えをおすすめします。

MKE 200の断線修理に必要な道具

ゼンハイザー MKE 200の断線修理に必要な道具は次の通り。

  • トルクスドライバー:T10,T8,T6
  • ハンダコテ:基盤用のコテ先の細いタイプ

わたしが使っているトルクスドライバーはVESSEL(ベッセル)の『パワーグリップ トルクスドライバー』。

ハンダコテはHAKKO(ハッコー)のセラミックハンダコテ『FX-601』。

コテ先は『T18-C2』を使用。なお、FX-601にT18シリーズのコテ先を使うためにオプションの『保護パイプ(品番:B3720)』も使用しています。

T18シリーズのコテ先を使うならハンダコテは『FX-600』でいいのでは?と思う人もいるはず。

FX-600:ハッコーより

わたしが『FX-601』を選んだ理由は、鉛フリーハンダで適正温度と言われる350℃にできるだけ近い温度ではんだ付けをしたいから。

FX-600の温度設定は320℃の次が370℃。それに対しFX-601は310℃の次が360℃と、適正温度と言われる350℃により近い温度に設定できるのです。

また、ピンセットはあった方が作業が捗るでしょう。

MKE 200の断線の修理方法

外れた配線を半田付けするためにMKE 200を分解していきます。

まずは、コールドシューマウントを外します。

フット部を外します。

カバーを外します。

なお、カバーは4箇所の爪で固定されていて、矢印方向へスライドさせながら外します。

断線箇所をハンダ付けすれば修理完了です。

まとめ:【修理してみた】ゼンハイザー MKE 200~音が出ないのは断線が原因でした~

Insta360で録音用に使っているゼンハイザーのコンデンサーマイクMKE 200。

録画をチェックすると音声が入っていません。なんの前触れもなく壊れてしまいました。

故障の原因は断線。MKE 200の断線は少なく無い故障のようです。

ハンダ付けの技術があれば簡単に修理できますが、分解にはトルクスドライバーが3本必要。

工具を持ってない人は修理をお願いするか、それとも買い換えるか。悩ましいところですね。

では、皆さんの参考になれば嬉しいです。

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