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SwitchBotのロックProを適応外のドアロックに取り付ける方法 〜美和ロックのDHFLに取り付けてみた〜

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物理的な鍵を使わずにドアを施解錠できるスマートロック。

物理的な鍵から解放されることで家への出入りが楽になるだけでなく、鍵を閉めたかスマホで確認できたり、アプリを使って簡単に合鍵を作成・シェアできたりと劇的に便利になります。

SwitchBotのロックProは99%のドアロックに対応していますが、残念ながら美和ロックのDHFLには高さオーバーで対応していませんでした。

そこで木のブロックを使って高さを調整することで取り付けに成功しました。

この後、木のブロックを使って高さを調整し取り付ける方法をご紹介します。SwitchBotのロックProを取り付けたいけど対応外のドアロックなんだよね、と諦めかけている方は参考にしてはいかがでしょうか。

また、高さ調整をして取り付ける時の注意点やドアの開閉を感知する磁石の取り付けやアプリの設定方法もご紹介しますので、気になった方は続きをチェックしてください。

SwitchBot ロックProの適応性チェック方法

SwitchBot ロックProが取り付けできるかはSwitchBotの3分でわかる取り付け可否チェックで詳しく解説されています。

今回わたしがロックProを取り付けたのは美和ロック製のDHFL。ダイワリビングの賃貸住宅で使われているカードキーを使うドアロックシステムです。

美和ロックのDHFLにロックProを取り付ける時に問題となったのが取り付け高さ。

ロックProはサムターン上端までの高さが62mm以下なら取り付け可能。

SwitchBotより

しかし、DHFLのサムターン上端までの高さは約80mm。

高さがオーバーしてしまいました。

ロックProの取り付けを諦めようかと思ったのですがカードキーがどうにも使いにくく、なんとか取り付けられないかと考え、3つのアイテムを揃えることでロックProを取り付けることができたのです。

取り付け高さオーバーの時に揃える3つのアイテム

高さオーバーのドアにロックProを取り付けるために揃えたアイテムは次の3つ。

  • 木のブロック
  • 強力両面テープ
  • タッピングビス

木のブロックは高さを調整するために使います。サイズは縦60mm×横60mm×厚さ30mm。近所のホームセンターで購入しました。

木のブロックの他にアクリルや鉄製のブラケットなども検討しましたが、重さや価格などが折り合わず、結果として木のブロックを使うのがベターだと判断しました。

強力両面テープはドアに木のブロックを貼り付けるために購入。安心と信頼の3M製超強力両面テープ(品番:KKD-19R)を選びました。

3Mの両面テープには”強力”と”超強力”がありますが、”強力”では接着力に不安が残るので”超強力”を選ぶことをおすすめします。

参考

  • 強力両面テープ(KB-10R)
    • 90度方向剥離力:13.8N/10mm
  • 強力両面テープ(KKD-19R)
    • 90度方向剥離力:30 N/cm

タッピングビスはロックProの高さ調整プレートと木のブロックを固定するために使います。

高さ調整プレートには両面テープが貼り付けられていますが、より強力に取り付けるためにタッピングビスを使うのです。

サイズは3×16mmを購入しましたがちょっと長すぎた感があり、長さは10mm以上あれば十分でしょう。

高さオーバーのドアにロックProを取り付ける方法

高さオーバーのドアにロックProを取り付ける方法ですが、まず最初に木のブロックを塗装しました。木目とロックProの黒色があまりにも不釣り合いだと感じたからです。

使った塗料は染めQのブラック。

塗料が木に染み込んでしまいますが、それなりに塗装できます。

塗装が乾いたらブロックに両面テープを貼ります。

木のブロックの中心がサムターンの中心と同じになるようにドアに貼り付けます。

サムターンホルダーを取り付け、

本体の取り付け位置が決まったら高さ調整プレートに貼り付けられている両面テープのシールを剥がし、木のブロックに貼り付けます。

本体を一旦取り外し、高さ調整プレートと木のブロックをタッピングビスで固定します。

本体と高さ調整プレートを固定すれば取り付け完了です。

磁石の取り付け位置によっては調整の工夫が必要

ドアの開閉を感知するための磁石は写真の場所に貼り付けました。

このように本体と磁石が離れた場合は解錠・施錠位置の記憶をする際に注意が必要です。

アプリの説明ではドア枠の間に約10cmの隙間を保つようにと指示が出ます。

しかし、木のブロックを使って取り付け位置を高くした場合は10cmより多く隙間を作る必要があります。

そうしないとドアが閉まっているにも関わらず開いていると判断されてしまいます。

高さオーバーのドアに取り付ける時はドアが開くか確認を!

木のブロックを使って取り付け位置を高くした場合は、ドアを開けた時に本体がドア枠に当たらなか注意する必要があります。

今回の取り付けでは隙間が1cmもなく、ギリギリ取り付けることができました。

まとめ:SwitchBotのロックProを適応外のドアロックに取り付ける方法 〜美和ロックのDHFLに取り付けてみた〜

物理的な鍵を使わずにドアを施解錠できるスマートロック。

物理的な鍵から解放されることで家への出入りが楽になるだけでなく、鍵を閉めたかスマホで確認できたり、アプリを使って簡単に合鍵を作成・シェアできたりと劇的に便利になります。

そんなスマートロックですが、一部の鍵には取り付けることができません。SwitchBotのロックProは99%のドアロックに対応していますが、残念ながら美和ロックのDHFLには高さオーバーで対応していませんでした。

そこで今回は木のブロックを使って高さを調整し取り付けることに成功しました。ただ、ドアを開いた時にロックPro本体と大枠との隙間がわずかしかありませんでした。

メーカーが取り付け対応外としているものに工夫をして取り付けることができたとしても、ドアが開かないなどのリスクがあることをご承知おきください。

では、皆さんの参考になれば嬉しいです。

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