賃貸のアパートに住んでいるにもかかわらず、3匹の猫様達とくらいしています。わたし。
その猫様たち、爪を研ぐときはわたしが自作した爪とぎか、市販されている爪とぎを使っています。
わたしが自作した爪とぎは、こちらのブログに書いていますのでお時間があるときにでも読んでいただけたら嬉しいです。
なので、普段は壁で爪をとぐことは無いのです。
ですが突然、猫様の変なスイッチが入り、部屋の中を駆け回るときがあります。猫を飼われたことのある方ならご存じと思いますが。
その時、壁の角っこを抱え、その勢いで壁で爪をといでしまい、壁紙が破れてしまうことがあります。
特に、わたしが住んでいるアパートの壁紙はびっくりするくらい薄く、わたしの爪が壁紙に当たった程度でも簡単に破れてしまいます。
猫様たちに興奮して駆け回ってもいいけど、壁紙を破るのだけは止めて!と言ったところで聞いてくれるはずもなく、さて、どうしたもんかな?と考えているときにいいアイデアが浮かび、実際に試してみたところ思いのほか効果が高かったので、その方法をみなさんにお伝えしたいと思います。
大胆にDIY
と、言うことで、壁紙が破れないように爪とぎ対策をします。
と、当初は爪とぎ防止シートを張ろうかと思ったのですが、どうせなら、猫様たちに気持ちよく壁で爪をといでもらおうと作戦を変更しました。
爪をとぐ専用の場所があれが、ほかの壁で爪を研がなくなるかな?と考えたためです。
そして、施工した写真がこちらになります。
猫様たちに使い込まれ、ボロボロになっていますが、ご了承ください^^;
探してみると、壁に貼り付ける専用の爪とぎもあります。
張り付けた後も簡単に剥がすことが出来るように作らているようですが、わたしが住んでいるアパートは壁紙の質が非常に悪く、簡単に破れてしまうので、今回はそのような商品は避けることにしました。
現に、ほかの部屋に住んでいる方の話だと、賃貸住宅でも使えるような簡単にはがせるテープを使ってポスターを張り付けたそうですが、そのようなテープを使っても、テープを剥がすときに壁紙まで一緒に剥がれてしまったとのことでした。
材料
タイルカーペットは、下の写真のように正方形や長方形のパネル状のカーペットのことです。
わたしは近所のホームセンターで1辺が50㎝の物を購入しました。
確か、1枚300円から500円くらいだったと思います。
Amazonで見つけたこちらのタイルカーペットがわたしが近所のホームセンターで見つけたものとよく似ていました。
購入するときは、繊維がタオル生地のようにループ状になっている物を選んだほうがいいように思います。
と言いますのが、ループ状になっている方が猫様たちの爪が引っかかりやすいので、タイルカーペットを張っている場所を好んで爪を研ぐようになってくれるからです。
どのようなタイルカーペットにするかは、一緒に住んでいる猫様とご相談の上選択してください*^^*
工具
- カッターナイフ
- タッカー
タイルカーペットを加工するのであればカッターナイフが必要になります。
ハサミでも切れなくはないですが、カッターナイフの方が簡単に切ることが出来ます。
また、カッターナイフも大きなものの方がより簡単に切ることが出来ます。
もし、大きなカッターナイフを買われるのであれば、このような滑り止め加工がなされている物が断然お勧めです。少しお高いですが。
そして、タイルカーペットを壁に貼り付けるためにタッカーが必要になります。
タッカーは家具などに布や革を張り付けるときに使用する大きなホッチキスです。
上でも書いていますが、わたしが住んでいるアパートの壁紙は非常に質が悪いので、賃貸住宅でも使えるような綺麗にはがせるタイプのテープは使用しません。
また、タッカーは100均でも販売されているようですが、あまりお勧めしたくはありません。
タッカーはステープル(ホッチキスの針)を打ち込む力が大変重要です。木材、今回は壁に打ち込むのですからそれなりの力が当然必要です。
上の写真のタッカーはわたしが普段使用している物ですが、これでももう少し力が強かったらいいのに、と思うことが多々あります。
そのような力が100均で販売されているタッカーにあるのか、疑問が残ります。
もちろん、ダメもとで購入されるのであれば全く構いませんが。
張り方
張り方はとっても簡単。
タイルカーペットを目的の大きさにカッターナイフで切り、猫様が爪をといでいる場所にタッカーで止めるだけです。
タッカーで止める場所は、タイルカーペットの上だけにしています。
最初は上下左右と止めていたのですが、猫様たちが爪をといでいるうちに下と左右のステープルが抜けてしまいました。
何度か止め直したのですが、結局は抜けてしまうので止める場所を上だけにしたのですが、上だけだからと言ってタイルカーペットが剥がれ落ちやすいといったこともなかったので、今では上だけしか止めなくなったのです。
開いた穴は補修します
タッカーで止めると壁に傷が付かないか、みなさん気になりませんか。
答えは、傷は入ります。ステープルで止めるのですから。
しかし、これくらいの穴であれば簡単に補修できます。
このような補修材が販売されているので、これを使って補修します。
こちらが補修前後の写真です。
素人の作業でこれくらいのレベルで仕上がれば十分ではないでしょうか?
今回補修にかかった時間は約10分です。写真を撮らなければもっと早く終わっていました。
詳しい補修方法はこちのブログにまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
最後に
いかがだったでしょうか?参考になったでしょうか?
市販されている爪とぎ防止グッズや壁に貼り付けられる爪とぎが使えればよかったのでしょうが、わたしが住んでいるアパートの壁紙が簡単に剥がれてしまうといった特殊事情があったため、ちょっと手の込んだ方法をとることになってしまいました。
とはいえ、結果として今では猫様たちが喜んでこの爪とぎを使っているので、飼い主的には非常に満足しています*^^*
また、この爪とぎを取り付けてからは、ほかの壁で爪を研がなくなったのもうれしい結果です。
では、みなさんの参考になれば嬉しいです。